「前巷説百物語」読了。

最終話、泣きそうになった。 み、みすず〜。

  • 「二口女」

やっと知ってる妖怪が。変換も面倒がない。
色恋沙汰、世間体(?)ときて、親子関係といったところか?
わりあい短めのあっさりしたお話かな?
愛宕の万三と志方兵吾のお役所コンビの名前をやっと覚える。

  • 「かみなり」

敵・稲荷坂の祗右衛門(ぎえもん)登場。
ようやっと大元のハナシが動き始める。
今回は…ううん…管理職? 政治の話になるのかな?
別にムリヤリまとめる必要はねぇや。
一見ボンクラのスゴウデ浪人山崎寅之助。 きっと受け。 ナニがだ。

  • 「山地乳」

デスノート。 名前を書けば人が死ぬ。
でもきっと京極さんだから、水木しげるの「不思議な手帖」のほうだと信じたい。
志方兵吾テラカッコヨス。

  • 「旧鼠」

書き下ろしの最終話。 文句ナシの「巷説」へとつづく落とし方。
美鈴ちんコエェ。 又市とシンクロいたしました。
そのアトのかけあいで落涙いたしましたい。
所詮、巷は夢幻。嘘も実も区別はねェ―――御行奉為。
タイヘンおもしろう御座いマシタ。