「ふしぎな君が代」「間違ったサブカルで『マウンティング』してくるすべてのクズどもに」「魚はエロい」読了。
- 作者: 辻田真佐憲
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/07/29
- メディア: 新書
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なにかとイデオロギーの矢面に立たされては好き勝手に利用される日本の国歌「君が代」についての考察。
国歌としての成り立ち。その変遷。そして今なぜこうも過剰に好き嫌いが激論を交わされるのかを冷静に研究、考察し、一つのシンプルな答えを提言してくれる。
余談ながら、諸外国における国歌の取り扱いの差に、思わず蒙が啓ける。 ああ、そういうものなのか。
間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに (コア新書)
- 作者: ロマン優光
- 出版社/メーカー: コアマガジン
- 発売日: 2016/11/02
- メディア: 新書
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地方の片隅でヲタクくずれのサブカルかぶれと感じている自分が、サブカルとおたくの時代の流れを学ぶのになかなか興味深い話だった。
中森明夫と岡田斗司夫の関係とか知らなんだった。プロレスにもアイドルにも明るくないし、サブカル女子界隈も詳しくないからただただ興味深かった。
映画秘宝がらみからの、水道橋博士と町山智浩さんのしたまちコメディ映画祭の騒動はTwitterでほぼリアルタイムで追ってたので、そのあたりはよくわかった。
町山さん、もともと権威や権力に無邪気に中指つきたててきたタイプの人なので、影響力が高まると言動に責任が生じて、無邪気でいられなくなるというジレンマが。
そこらの権威をまといだした元アナーキィ気取りと違って、町山さんは自分が悪いと気づいたらすぐに謝る事ができる人なのでまだ大丈夫だとは思うけれど。
色々気をつけてまだまだ頑張ってほしい所存なのでした。
- 作者: 瓜生知史
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2016/08/17
- メディア: 新書
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この本自体がタマフルのサタデーナイトラボで特集されててもおかしくない内容。 その後たまむすびにてゲスト出演されてました。
魚の生態をエロいという視点でまとめた知的で痴的な面白本。フルカラーの綺麗な海の写真と、ど下ネタな海の現場感の緩急にシビれる。
海に出て漁師や釣り人、ダイバーなどと交流を重ね、おおらかな下ネタに染まっていったからか、はたまた元からなのか、要所要所に下ネタがぶっこまれるのが現場感ある。
サザエの中身がエロすぎてテレビで流せない話がバカすぎる。 テレビが。