「この世界の片隅に」「エブリバディ・ウォンツ・サム」鑑賞。

めちゃくちゃ前評判が良かったので、公開初日に「この世界の片隅に」を見に行く。

前評判きいて絶対観に行こうと思って原作も先に読んでいたので、話にしっかり浸れてよかった。 多少忘れてたけど……。
昭和20年、18歳で呉に嫁入りしたぼんやりした娘さんが、戦時の中で営まれる生活が丁寧に描かれる。
原作や前評判で触れられていた細やかなディテールやさりげない演出に、アニメ映画ならではの動き、音響、描写に悲喜交々ががんがん揺さぶられる。


パンフレット読み込みたかったけど、もう売り切れてた。……初日のお昼、3回か4回目ぐらいの上映なのに。
この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック」も買いたい。 っていうかもっかい見たい。
祖母にも見てもらいたくなってきた。 同年代なんじゃなかろうか。


月曜日に、リチャード・リンクレイターの最新作「エブリバディ・ウォンツ・サム」も鑑賞。

野球推薦で大学入学することになった主人公が、新学期直前の野球部寮で過ごすクレイジィな3日間。
酒を飲み、ナンパをし、酒を飲み、ハッパを吸い、酒を飲み、ディスコに、カントリーバーに、ライブハウスで踊り、暴れ、バカ騒ぎ!!
バカみたいな「今しかできない」は、これぐらい濃密な瞬間にしかありえないのかもしれない。
個性豊かな面々とのキュートでファニーな青春群像劇は、楽しすぎて、なぜか泣ける。

サントラほしい。