「洋ゲー通信 Airport51」読了。

昨夜酒飲みながら部屋で読書してたらドコからか巨大な蛾が飛んできて縦横無尽にワルツを踊ってました。ほんとどっから入ってきたんだよ…。
しばらく無視してたら「かまってよー」とばかりにこっちに向かってきたのでコリャかなわんと部屋の電気を落とすと、部屋の中央に鎮座ましましてやがる。
その場にあった缶ビールの6缶パックのカラにビニール袋で蓋をした物でキャプチャーして、口閉じてゴミ箱に放り込みました。しばらく元気よくバタバタしてたよ…。
翌朝には静かになってました。
ただ、これ。袋を開けるまでその蛾が生きてるか死んでるかわかんなくて、この状態をシュレディン蛾ーの…いや、いいや。


そんなことはどうでもよく、積読が2冊あるのに読みやすそうなので先にこっちを消化。

洋ゲー通信 Airport 51

洋ゲー通信 Airport 51

GHMのSUDA51のファミ通連載コラム。マスク・ド・UHとの洋ゲーについての入門書といったようなトコ。けっこうディープな話もある。
アメリカのゲームで特徴的なジャンルといえばFPS。これを日本にうまく溶け込ませたものがガンダムの「戦場の絆」ってのは納得。
そういやPSのジャンピングフラッシュってFPSだなァ。ウサギ型のロボットに搭乗するアクションゲーム。
ウサギなんでジャンプしまくりで、独特の浮遊感に「酔う」人も多かったらしいとか。 っつーかもってるわこれ。
ん〜…あ、動画あるなァ。

ああ、これは酔うなァ。俺よくクリアしたなァ…。
んで、FPSで最も多いのが戦争ゲーだそうで。さすがメリケン。 逆に日本では戦争モノなんてモロタブーですね。負けたから?


次に多いのが映画大国だけあってシネマゲームも多いらしい。
一部で有名なアタリショックも引き金がE.T.と言われてるにもかかわらず、それでも映画からのゲーム化が多いっつーのはアメリカならではなんですかね。
この項目で思ったのは、日本と違ってアメリカのカルチャーは映画も音楽も、そしてゲームもヒット作の影響が世界規模だということだ。
確かスヌーザーにそんなようなことが言及されていたような気がする。日本でJPOPがヒットしたときの売り上げと、洋楽とのそれの違い。
それだけの金が動くのなら、それはもはや大企業の産業プロジェクトみたいなものだなぁ。


んで、「日本のゲーム業界はガラパゴス諸島のようなもの」見たいな一説があるんですが、これはゲームに限らない話で、島国であるがために独特の文化を形成してる。
カーゲームにしたってホラーゲームにしたって著しく他と違う。 カメラで怨霊を撮影するゲームなんて切り株映画からは絶対思いつかないぜ。