借り物消化。

配信されたものの、まったく繋がらない化物語。明日ぐらいには見れるといいな…。


それはともかくとして、知り合いから貸してもらった長編コミックをさくさくと読み進んで読了。その感想を。

先日の「うしおととら」につづいて富士鷹ジュビロの長編シリーズ2作目でございます。1,2巻ぐらいは一度読んでたんだけどね。
いやー、やっぱ面白いわ。そして長いわ。そのうえ濃いいわ。へとへとですよ。


まずプロローグで3巻使う。ワンピースの第1話ぐらいの内容を1年以上使うという詰め込み具合。
物語の詰め込み方の配分があまりにも膨大で、雑誌連載時だと終りが見えなかったんじゃなかろうか。
プロローグの勝編がおわり、サブタイトルに「サーカス」と記された物語が、7巻にして「からくり」編とのふたつの物語の同時進行であることが判明する。
そして、幕間を挟みながらふたつの視点から物語が進み、14巻にてニアミスするも時空をまたいだ物語は
17巻から「からくり」の最終章が22巻まで。そして同巻にて「サーカス」の最終章がはじまり、28巻まで。
そして衝撃の29巻のサブタイトルに「本編」の文字。


本編って!!


んで、三姉妹+おまけとドキドキ同棲生活。でキャッキャウフフしてたら、32巻にて最終章「デウス・エクス・マキナ」でキャッキャウフフを逆手に取ったトラウマ展開。
ああ、これか!

「世界中の子供達に愛と勇気をね!
 与えてあげる前提で、――まず恐がらせるだけ恐がらせてあげちゃうよーーーん!!
 一生残る恐怖と衝撃で、、一生残る愛と勇気をね!!」
富士鷹ジュビロfrom吼えろペン 第12集

んで、43巻までぶっとおしな訳ですが。
この勢いで全43巻ってすごいなァ。大体1年で5,6冊ぐらいだから、8,9年ぐらいかかってるのか…。


いや、大長編でしたわ。もう、話が入り乱れること。
そして最終決戦ではさくりさくりと人が死ぬので油断できない。40巻以降は油断すると泣いてたよ。


さて、とりあえず今度「吼えろペン」を貸してあげないといけないな……。