「零崎人識の人間関係」4部作、一気通読。

最近、新しく買ったパソコンやらPS3やら、液晶テレビでのDVD、BD鑑賞やらで本を読んでないなーと思って積んでた西尾維新の零崎シリーズ(人間シリーズ)の完結編
「関係4部作」に手をつけたら、思いのほか一気に読み進んで全部読了してしまう。 まァ、ラノベみたいなものだからな…。

零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係 (講談社ノベルス)

零崎人識の人間関係 匂宮出夢との関係 (講談社ノベルス)

まァ、とりあえず、品番順に読んでみようとこれから手をつける。
時系列的には関係四部作では二番目なのかな?多分。出夢と人識の出会いが人間ノックだから、それの後ではあるのか。
人識と出夢の関係の転換期であり、決定である。この巻はそれがメイン。 とりあえず、直木三銃士で爆笑した。
アトガキによると、この巻を最終巻として読む際の順は 「戯言→伊織→双識→出夢」
読んだ後に読む「あとがき」に、「この巻を最終巻として読む」際の順番をすべての巻に記載するあたりが西尾維新の変態さ。
零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係 (講談社ノベルス)

零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係 (講談社ノベルス)

品番順では2作目。時系列では四番目。無桐伊織が零崎となり、義手を授かった後のはなし。
大厄ゲームの思わぬ展開と結末に感心。 崩子可愛いよ崩子。 お洒落ガンバリストで爆笑。ひどすぎる。そしてまさかの伏線。 パンツ一枚で殺人衝動な伊織がキチガイ可愛い。
アトガキによると、この巻を最終巻として読む際の順は 「出夢→双識→戯言→伊織」
零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (講談社ノベルス)

零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (講談社ノベルス)

品番順では三作目。時系列では一番目かな? 人間ノックの後ぐらい?
お着替えのあたりで予想してたけど、またかー! でもまァ、おもしろかったからいいや。
関係4部作は、どの順番で読んでもいいようにそれぞれがそれぞれへの伏線を配置していて、それぞれで完結してるから面白いなー。さすがは変態作家。
アトガキによると、この巻を最終巻として読む際の順は 「伊織→戯言→出夢→双識」
零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス)

零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス)

そして、品番順でも個人的な思い入れとしても四作目。時系列では三番目。「クビシメロマンチスト」の裏話的位置。
予想通り一番面白かった。 一番付箋を消費したよ。いーちゃんは流石である。 やっぱいーちゃんと人識はいいわ。 クビシメ〜読み返そうかな。
アトガキによると、この巻を最終巻として読む際の順は 「双識→出夢→伊織→戯言」


いや、やっぱいーちゃんと人識の組み合わせがいいわ。一番思春期のこじらせかたで世界を相手取れる。
いい読書体験だった。
また、四部作同時刊行を納得させる各作品のリンクと、各作品ごとの完結が面白かった。 やっぱり、西尾維新は素晴らしいトリックスターだわ。