「僕のエア」読了。

滝本竜彦、7,8年ぶりの新刊。

僕のエア

僕のエア

3章まで読了して泣きそうになった。っていうか多分泣いたかも。脳内ドタバタ革命の思考経路が身に覚えあり過ぎで血反吐を吐きそう。 血反吐を吐く代わりに真っ赤な付箋ででしるしをつける…。
ごくごく普通に一般社会とのつながりをこじらせた青年が、無意味にため込んだ知識と自意識と中二病を温めて、順調にイカれてゆきつつも、無駄に造形を深めた精神医学のおかげでトリップすら出来ずに滑稽に自己をメタ化する。 世界を、知る。 いつものタッキーでした。