“文学少女”初回限定版付属書き下ろし短編、まとめて読了。

ふと“文学少女”メモワールDVDに付属の書き下ろし短編をサクッと読み終わる。
ラノベ短編だから読みやすいなァと、メモワール1巻と、劇場版に付属の短編もついでに読み終える。
サクッと感想を。

劇場版“文学少女” 初回限定版 [DVD]

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“文学少女” 平安編 書き綴る若君(ボク)と読み語る女房(カノジョ)」
まァ、平安編と言うことで、紀貫之よろしく仮名文字で“蒼空(ソラ)物語”を、愛しい美羽姫に書いたら、謎の美少女作家として作品だけが宮中に広まる心葉の君と
彼に物語を食べているところを見られてしまう自称“文学少女”こと遠式部。 まァ、“文学少女”のセルフ平安パロディです。
終盤の展開がヒドすぎて爆笑です。 オチはまァ、さもありなんと言った感じ。


「人魚姫(マーメイド)は甘いロマンスが好き」
文字通り人魚姫版“文学少女”
作家になりたい夢を持つコノハ王子は、ある夜、船上パーティで嵐に見舞われ海に落ちてしまう。
海の中で死を覚悟したコノハは、トーコと言う人魚に人魚のうろこを飲ませてもらい、命を助けてもらう。
船の上でコノハが捨てた物語に感動したトーコは、海の魔女に人間の姿にかえてもらい、コノハの元へ押し掛ける……。
もちろん物語は人魚姫ベースなので、人魚姫エンドに。 せつねい。


オチはもうテンドンです。 心葉くんテンパりすぎだよ!キャー!

雪の女王スノークイーン)は愛を許さない」
雪の女王」って、アンデルセンらしいのだけれどもよく知らない。Wikiってみたけどストーリィもちょっと違うみたい。
氷の城に住み、口づけひとつであらゆるものに死をもたらし、絶対零度の眼差しで世界を凍らせる雪の女王
空をかけるソリに乗り街に降り立ち、子供たちが逃げ惑う中、たった一人の男の子だけが彼女に見とれて逃げ出さなかった。
雪の女王に一目ぼれした少年は、彼女とともに氷のお城に行き、精いっぱいのツンデレサービスを受けるのであった。


なんか変なあらすじに。っていうかもう、絶対、作者は美羽×心葉カップリングのツンデレエピソードをノリノリで書いたに違いないというぐらいツンデレ無双。
この短編3本の中で一番面白かった。もちろんオチはテンドン。 か、かわいい!!美羽かわいいよ!!


さて、あとはもう一人の王道ツンデレ少女であるなァ。クリスマスイブに発売である。