「暗渠の宿」読了。
- 作者: 西村賢太
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/01/28
- メディア: 文庫
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どうしようもない下層生活に活路を見出そうともがき続けるも、抑えようのない身から出た錆で元の黙阿弥に陥るエンドレス蜘蛛の糸地獄。
幸せになりたいが、その方法が分からない。 盲目にもなれず、聡明にもいたれない、出口のない破滅の迷路。
タイトルの「暗渠」ってなんだろうとgoo辞書で調べる。
暗渠:地下に埋設したり、ふたをかけたりした水路。暗溝。→開渠(かいきょ)
うーん……暗転入滅。