「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」9巻読了。

ざっくり読了。

衝撃的な第8巻のあとの、オムニバスストーリィ。 主人公以外のキャラクタによる視点の短編集。


しょっぱな黒猫妹による、黒猫サイドストーリィがかわいらしくてニマニマしちゃう。8巻の黒猫の不首尾による糾弾もあったりもするけど、まァ黒猫妹のおかげでリカバリなのであった。
そのほか、サブキャラクタによる「俺妹」世界の補完が行われ、それぞれほほえましくも甘酸っぱい青春譚が綴られてて、ニマニマしてしまう。
とりあえず基本的に兄キャラは病的だと思います。そのうえ、京介は天然年下ジゴロかと。まァ、自爆気質ではあるけどね……。
あとアレだよね……あの階級での最上級カーストは麻奈美だよね…。 そしてあやせたんかわゆい…。


ClariSコラボエピソードはなんだかなァ…って感じ。メディア向けにあまりキャラクタライゼーションされてないからかな?
それをああいうハプニングに使うあたりはなかなかチャレンジャブルではあるけれども。


キャラクタ間のつながりのエピソードはちょっと面白かった。今後、これが活かされるのかしらん。
著者の力量に期待しておこう。