「変愛小説集2」読了。

ぱっと見、本棚においてあったら誤解されるタイプの本。第二弾。

変愛小説集2

変愛小説集2

あいもかわらず変な恋愛譚が満載でたまらないであるなァ。
設定だけなら見ないこともない逆ハーレムな「彼氏島」もスマートなオチ。再読の「妹」もオチを忘れてて二度目の衝撃の結末。
「私が西部に〜」のバカバカしさにニヤついてたら「ヴードゥー・ハート」にギョッとする。「ミルドレッド」は変というか奇妙というか不可解と言うか…。
「マネキン」も怪奇小説的。 『人類学〜』はCLUBで苦笑う。「歯好症」が世にも奇妙な的な始まりからまさか切ないラストになるとは…。
「シュワルツさん〜」のSF変愛譚に変愛の懐の深さを垣間見る。


変な愛なのか、愛が変なのか。(言いたいだけである)