漢三人卓上遊戯。

ボンクラ男子が3にん集まって、アナログゲームないと。 重いのやら濃いのやらやるよー。
まず、最初にプレイしたのは「魔法少女まどかマギカ」の同人ゲーム「まどマギオン」をプレイ。
先日水曜のゲーム会で、出してもないのに勝手に見つけられて「こんなんやりたくない」と言われた不憫なゲーム。
別にやりましょうなんて言ってねーよ!そのぐらいの分別はあるわ!!と、思ったとか思わなかったとか。

ゲーム自体は、「世界の七不思議 (7 Wonders) 日本語版 ボードゲーム」のアントワン・ボーザの協力ゲーム「花火」をまどかマギカと組み合わせた同人ゲーム。
「花火」自体は、1〜5の番号がふってある5色の花火カードを、数字の若い順に共通の場に並べてゆくゲーム。
ただし、ゲームのキモとして、自分の手札は裏向きで持っているために、自分が何のカードを持っているかが分からない。
そこで他のプレイヤーが手持ちのチップを支払って、他のプレイヤーのカード情報を限定的に教えることになる。さらに、支払ったチップを取り戻すためには、自分の手札を捨てなければならない。
情報の与え方、与えられた情報の受け取り方、場の個の優先順位の取捨選択……と言ったゲーム…………だと思う。多分。


んで、それをどうやって、まどマギに落とし込んだかと言うと、1〜5の5色の花火を、1〜4の5人の魔法少女に。
情報提供のチップを、共通のソウルジェムの穢れに。 そこからひとひねりして魔女カードの山で、特殊効果のある情報公開の枷を追加。
ゲームの根本と、題材の二次創作をうまく合わせた、よく出来た同人ゲームだと思う。 イラストのクオリティも高いし。
初プレイでいきなりマミさんがマミってしまったのが笑える。 まどマギ知ってる人はぜひプレイして欲しい。
今度スリーブ買おうっと。


そして、このメンバーだからがっつりしたゲームやろうぜと言うことでがっつりとこれをプレイ。

スチーム(Steam)

スチーム(Steam)


線路の引き方の戦略、戦法を考えると色々試したくなる。一区画の街や都市を独占して自分だけの得点区画を作り上げるのか
そこらかしこに自分の線路を拡散して、他プレイヤーの得点の際に自分の線路を使わせて、おこぼれをねらうのか……。
自分(赤)は独占区画派なので、自分に近いスペースに線路と都市を集中しようとしたのだけれども、ほか二人がわりと拡散気味だったために、そちらの線路を使わざるを得ない羽目に…。
結果、かんばしくない収束に……。 うーん、やっぱり何度でもリトライしたいゲームである。



次は、アラフォー男子が幼少期にハマってたタカラの「鉄道輸送ゲーム」をプレイ。昭和52年ごろ、スクールパンチとして出ていたらしい子供向けボードゲームの一つ。
年季の入ったボードゲーマーサイトにて紹介されてたりもする。 http://gioco.sytes.net/tetudouyusou.htm

ボード上の駅に置かれたアイテム。 それぞれのプレイヤーに配られたお題カードには、特定のアイテムを、指定の駅に輸送しなければならない命令がかせられる。
前方にしか勧めない自分のSLを、レールの切り替えなどを駆使しながら、アイテムを指定の駅に輸送して、帰還するのが目的………!!!
シンプルかつ脇の甘い感じを残しながらも、ゲームとしてきっちり成立してる奇跡の作品。
あまりにもレトロすぎて中々の違和感を覚える設定、作風ではあるけれども、ゲームとしては申し分のないクオリティ。
時代の隔世を感じつつも、本気で挑んで、やっぱり年季の差で持ち主に敗北。 ゲームの面白さとともに、国内のボードゲームの歴史も垣間見れた、なかなか貴重な時間だった。でした。


そして、重めのゲームができると言うことで、前回ルールミスをしていたこちらにリベンジ。

Schwarzer Freitag: Für 2-5 Spieler

Schwarzer Freitag: Für 2-5 Spieler

前回は、パスの際の銀購入表と、黒コマの入れ過ぎで暴落しまくりのプレイ時間伸びまくりでぐだぐだ展開だったので、ルールを読みなおしてリトライ。

序盤は中々イイ展開だったのだけれども、レベルが上がるにつれ、株価変動の際に袋から引くコマの数が増え、逆に袋に入るコマが一定の為、袋の中のコマが足りない状況に…。
一体、何を間違っているのか分からないまま、4時間の時を経てどうにかゲーム終了。
なんとか勝利はできたものの、何か、ルールを間違ってる感が残ってしまい釈然としない気持ちに……。今度、機会があれば誰かに聞いてみよう…。


最後にもう一度「まどマギオン」をプレイ。一度プレイすると、再度やりたくなる良ゲーである。

まどかが完成しないと、ボーナス得点が手に入らない……。まどかの魔法少女化が最優先事項だなー。 難易度高いけど。」



今回も、ご参加ありがとうございましたー。