パラレル読了。

  • 昨日買ったコミックと、長嶋有の「パラレル」読了。
のだめカンタービレ (18)(講談社コミックスキス)
あ、まだ読んでね。
おたくの娘さん 第2集 (角川コミックス ドラゴンJr. 100-2)
うぐーなダッフルコートに爆笑する。いや、あかんやろ。あと、授業参観。ステキなパパでした。っていうか、範囲広すぎ。ラブ&ベリーやってるおいちゃんってどうかしら。そして次巻にひきの話。あーあー、いたたまれないー。コレ、リカバーできんのか。続きが見たいような、もう見たくないような。
彼女を守る51の方法 4 (BUNCH COMICS)
人は群れると怖いねぇという話。ちがいますかそうですか。思い出したのが最近読み留まっている「ドグラ・マグラ」で、人の心理の皮をはいでいくと、原始人、畜生、虫けらの心理が表れ、最後には最近の心理が覗かれるという説を連想しました。

次に……最後に、この虫の心理の核心……すなわち人間の本能のもっとも奥深いところに在る、一切の動物心理の核心を切り開いてみると、黴菌、その他の微生物と共通した原生動物の心理が表れてくる。それは無意味に生きて、無意味に動き回っているとしか思えない動き方で、所謂群集倫理、流行心理もしくは、野次馬心理というものによって、あらわされている場合が多い。その動き回っている行動の一つ一つを引離してみると、全然無意味なもののように見えるが、それが多数に集まると、色々な黴菌と同様の恐るべき作用を起こすことになる。すなわち光るもの、立派なもの、声の高いもの、理屈の簡単なもの、刺戟のはっきりしているもの、なぞいう新しい、わかり易いものの方へ方へと群がり寄っていくのであるが、無論判断力もなければ、理解力もない。顕微鏡下に置かれた微生物と同様の無自覚、無定見のまま恍惚として、大勢に引かれながら大勢が行く。そこに無意味な感激があり、誇りと安心があるのであるが、しまいにはなんと言うことなしに感激の余り夢中になって、惜しげもなく生命を捨てていく……暴動……革命等に陥っていく有様は、さながらに林檎酸の一滴に集中する精虫の観がある。

逆襲!パッパラ隊 1 (IDコミックス REXコミックス)
そういえば買うの忘れていたモノ。3月はバタバタしてたからなァ。とびかげ以外は総入れ替え。キャラも時代も。そういえばこの人も兵器やらメカやら好きやな。ぜひ武装神姫のデザインを…ってほどでもないか。ウエダハジメ結城心一kashmirの三人には是非やって欲しいんだよなー。関係ないか。
ひめなカメナ (2) (IDコミックス REXコミックス)
というわけで結城心一。アンソロまとめの方はチョイ延期。新キャラ登場きっと次の巻の表紙はこの子だろうなァ。あれ、この子ももえサイズでモンスターだった子に似てね?……って言うか、アレはモンスターじゃない子はいなかったか。 あ、表紙折り返しの志免炭鉱ならウチから結構近い。見た事あるもの。

「なべてこの世はラブとジョブ」
「男と女のすれ違いと思い込みを絶妙な距離感で描いた問題作!」とオビに書いてましたが、男女に限らず自他の思惑のズレみたいなのが、ホント絶妙な空気感って言うか距離感って言うか宇宙船のドッキング前のランデブーみたいっていうか。毎回このヒトの作品読むたびに月夜の散歩を連想してしまうんだけど、きっとそのつかずはなれずな距離感と静謐な空気みたいなのを感じるからなんだと思う。思いました。
ファミ通のコラム、はよ書籍化されんかなァ。活字倶楽部で2冊同時に出すっていってた本はどうした。エロマンガ島だけかい。

パラレル (文春文庫)

パラレル (文春文庫)