コミックレビュー。

  • 午前中の仕事が終わり、帰る途中に激しい通り雨に打たれる。気温が下がるのは嬉しいけども、あわてて洗濯物を軒下に移したあとに雨脚が弱まるのはアレか、お天道様が汗だくのアテクシに天然のシャワーをかけてくださったのか。どっちにしろシャワー浴びるわい。でも、久しぶりの雨でキモチようございマシタ。

それはともかくコミックレビュー。

黄昏流星群 4 (小学館文庫 ひA 34)
人生の黄昏からの恋愛譚、文コミ4巻目。今回は「かつて好意を寄せていた人との再会」シチュエーション3編。一つ目のエピソードはフランス料理の薀蓄でお腹いっぱいでした。二つ目のエピソードはまァこういうオヤジになりたいエピソードって感じかな。人ごみの中で「結婚しよう」ってケータイに向かって大声で言うのは中々微笑ましい中年の恋物語。「耳すま」とは重みが違うぜ。いや、「耳すま」おぼえてないけど。今回好きなのは三つ目のエピソード。妻が入院して唐突に一人暮らしになった老人が高齢者人材センターで家政婦を雇う。何かと良くしてくれる家政婦に妻が不審を抱き、物取り目当てではないかと忠告する。不安になった老人はこっそりと帰宅してみると、洗濯中の家政婦が愛しそうに老人のシャツに顔をうずめているのを目撃してしまう……そして次第に明かされる彼女の身分と過去、そして老人とのつながり…。すべてが明らかになった二人の緩やかな決断。うう、枯れてるけど、いい老後だよぅ。
きみのカケラ 6 (少年サンデーコミックス)
一年半かけてコミック一冊まるまる書き下ろす長距離ランナー型漫画家、待望の新刊。某冨樫もこの方法でお願いしたい。某の意味がないなァ。今巻はおわりの世界の中で生き抜くシロと子供たちの繋ぎの話って感じ。主人公でねーしラストまで。とりあえずシロはおっぱい星人になりました。
絶対可憐チルドレン (10) (少年サンデーコミックス)
ワイルドキャット・ナオミちゃん話。なんだコノ完璧超人は。ガンなんとかガールか。担当官がアレですが。あと、カジュアル兵部のロリコンデート。ナニがしたいんだコイツは。
鋼の錬金術師 17 (ガンガンコミックス (0744))
折り返しのコメント「カッターの刃を折ろうとしたらカッターが折れた」で吹いた。危なくね?っていうかでかくね?このカッター。えーと本編は…よく考えてあんなァといったトコ。オリヴィエの姉御、いい漢っぷり。「老害」なんて単語見たの、「るろうに剣心」以来じゃないかな。…言ってたっけかな?あと、作者が久米田康治のファンであることを最近知りました。そうか、南国アイスホッケー時代からか…はーん。
獣神演武 1 (1) (ガンガンコミックス)
ハガレン作者の支那人原作コミック。アクションシーン巧いよねー。仲間集めて敵を倒しに行く王道英雄譚。っつーかボスキャラがブラッドレイとかぶるんですが、好きなんだろうか、無骨髭。うん腐女子だ。
おとぎ銃士赤ずきん(2) (BLADE COMICS)
ずっきゅ〜ん。ノリで買ってしまったロリコミック。意外とマトモに話が進みます。絵もちゃんとしてる。りんごの口調微妙。グレーテルが人気があるのが理解できました。グレーテルかわいいよグレーテル。
ひらひらひゅ〜ん (1) (WINGS COMICS)
STAYシリーズで青春群像劇には定評のある西烔子の最新シリーズ。初っ端から変で濃い恋炸裂ですわい。2話の宝代と妹のかけあいが笑える。そして好きな女の子のなりきり日記!キモイ!かつ切ない!!あと、七夕たん人形ほしい。なんか座敷童子っぽい。ご利益ありそう。
海獣の子供 (1) (IKKI COMIX)、[asin
4091883699:title]:「魔女」はどうしたんだ、五十嵐大介の新シリーズ。海にまつわる幻想譚。……「〜譚」って好きだな俺。そういえば最近近くの湾でサメが大量に出現してたような。雨降り、海の中から水面に見える波紋。いいな、コレ。