「断章のグリム 赤ずきん編」読了。

  • 先日購入した「断章のグリム〈6〉赤ずきん〈下〉 (電撃文庫)」を読了。赤ずきん編の下巻だったんだけど、前回の話を思いっきり忘れていたので読み返しましたよ。まァ読み返しは基本的にセリフ部分だけ。前に知り合いが映画のノベライズを読んだ時に「セリフだけしか読まなかった」とか言うとんでもないことを言ってたんですが、初見でそれはねーだろうと思ったケドも読み返しの際はコレいいな。あまり褒められた読み方ではないですが。まァ、それはともかく童話をモチーフとして日常に潜む異界の怪異を描くこのシリーズ。今回は赤ずきんということで、オオカミよろしく四肢を切断された遺体の切断面にみっちりと石が詰め込まれてました。んっぎゃー! この作者は毎回毎回ホラーな展開と共にとても痛い展開を入れてくるので想像力や感受性の豊かな方にはあまりお勧めできません。今までに印象に残ったのは眼球にコナゴナになった鏡のカケラをジャリジャリと挿入されるエピソードと、神経にまで到達する過程を綿密に綴ったリストカットの描写。痛い!痛いってば! ちなみに今回は中学生の少女が切れ味の悪い大鋏でジャキジャキとはらわたを蹂躙されていました。扉越しに音と、うっすら開いた扉から覗く投げ出された片手がビクビクと動くのが見えるという描写で。 もう、絶対この作者好きでやってるってばー! 本人曰くこういうの嫌いだそうですけどね。なんだ、マゾなのか?そしてラストは救いがまったくなく街ひとつ焼き払われました。
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