こみっくれびゅー。

そういえば先週買ったコミックのレビュー書いてねーやと。今回は濃かったなー。

放課後保健室 10 (プリンセスコミックス)

放課後保健室 10 (プリンセスコミックス)

祝完結!な第十巻。切りのいい終りですね。このシリーズは展開を先読みすると裏をかかれて、先読みするのを諦めると、後に読みどおりになるという不思議なシリーズでした。
展開や伏線はオーソドックスなんだけれども、組み合わせがうまいんだろうと思う。最後の最後でまた読みが当たってたよ。
えー、他キャラの過去話とかなんだったんだよー。コレは全巻読み返す必要があるなー…めんどいなー。
蒼、犬っぽいなァとか思ってたら、最後の授業でホントに犬になっててテラカワユス。
魔法少年マジョーリアン 2 (アクションコミックス)

魔法少年マジョーリアン 2 (アクションコミックス)

久しぶりに一巻読み返したら、マサルの姉3人がみな変態であることを思い出す。それはどうでもよくて、一巻のラストで地球は滅亡することを告げられた2人は、怪物と戦う意義を見出せず、消沈するが…って引き。……この「地球が滅亡する」って、ン万年後とか言うオチじゃなかろうな。
序盤のオンナノコ達のつよいセリフが大好き。

「その人 女の人でしょ 好きになったって………」 「好き
「だ だって」「好き」「……(汗)」「だいっすき
好きになっちゃなんでダメなのかわかんない
「でも でも でも!!淋しいよね?」「一生懸命好きになってもダメでっ!何かやっても……無駄だってことに……」
はーん男子ってば/あれよね/ダメだったら気持ちも消えちゃうと思ってる/ねー」「甘い!
失恋したって 気持ちは消えないよ/次から次へと積み重なるのだっ

この3行目のオンナノコの表情が可愛すぎる。いいよね、オンナノコ。

鈴木先生 4 (アクションコミックス)

鈴木先生 4 (アクションコミックス)

お、小川ー!着々と小川教が出来上がっとります。とりあえず男性教諭2名が危ない。
人から妬まれるタイプだったのを、お手本となる人物と出会い、意識的に変わろうとした小川。だんだん自分でも好きな自分になれてきたら、他人からも好意や興味を寄せられて……
なんやかんやあったエピソードの後日譚。一段落した後の小川の宣言がすさまじすぎる。

―――人気投票一位の―――鈴木先生が背負ってるもの…少しだけわかったから!
大変だけど…嫌われ役や笑われ役に逃げないでね…?/いつまでも 私たちから見てあこがれられる―――すてきな先生でいてね!?
……一方的に期待を押し付けるのは我がままだよね…/だから…「私もやる」から!!
私も―――「大人から見て」いいなって思える中学生をやるから………/ずっとやるから!!

ナニこれ!?どんな中学生だよ!何回か読み返したよココ。って言うか、いまだに消化しきれてないよ。どういうこと?どうなるのー。
それはともかく、次のエピソード。「ヒキコモリの息子が、お見舞いに来てくれてる女の子とナマでやっちゃてるらしいんですけど」とその母親から電話が。
正直、男子中学生がどういう会話の流れで母親とその話題にいたったのか。勘弁しやがれ。ほんと。正直、この母親ウザイ。
このエピソードの中で「さよなら絶望先生」であったストーカー数珠繋ぎに近いシチュエーションがあるんですが、笑っていいものかどうか困りました。爆笑したけど。

今回は4つのエピソードを収録。その中の「死滅する星」は近未来が舞台で、人口の1/4近くが65歳以上となり、高齢者が冷遇される時代であった。そんな中、非合法の安楽死用の薬「パライソ」を闇ルートで購入した主人公は、その場で、同じくパライソを購入した女性と接触し、共に死出の旅に出ることにする……。なんつーか、この近未来の描写が劣化藤子不二雄っぽかった。今更、合成電子音声でオートメイションなバーはねーだろー。そこはアンドロイドだろー(そういう問題か)
あ、ちなみに毎回レビュー書いたあと、商品名クリックして他の人のコメントをチェックしてたりするんですが、今までこの本、俺以外だれもチェックしてないっぽい。
………きっとビックコミックで読んでるんだろうなァ。売れてんのか、この文庫コミック。