「マンガ論争勃発」、「ブギーポップ・クエスチョン沈黙ピラミッド」読了。

なんだかんだと読了。

2007-2008 マンガ論争勃発

2007-2008 マンガ論争勃発

アジア、アメリカ、ヨーロッパ圏でのアニメ、マンガの最新事情にはじまり、同人文化、著作権表現規制有害図書騒動、自主規制と表現の自由、マスコミ報道などを取り上げた瞬発力重視の研究本。 極端なバッシングや一方的な解釈におちいらず、方々に出かけ、出来るだけリベラルなスタンスで多くの意見を聞くことに重点を置いた企画。
各章のとびらで、何度も繰り返すのは、単純化された二項対立に陥らず、自らの目と耳で実情を調べ、自分の頭で考えることを促す。
マスコミバッシングでヲタクに無理解であるマスコミ人の矢面に立たされている、「フィギュア萌え族(仮)」で一躍悪名を高めたジャーナリスト・大谷昭宏氏のインタビューなんて、それこそ目先の食いつきやすいエサに喜んで叩かれている代表格みたいなもの。にしたって、あのネーミングセンスはどうかとは思うが。他にやりようがないものかと思わんこともないが。メディアによって消化のされ方が違うため、それを別のメディアで取り上げた際に奇異に映るってことなのかな?
規制に関しては、ユルさ硬さと、広さについての割合が問題みたい。
どの問題にも共通することは大いに論争を広げていってあらゆるケースについて逐一考えるべきだということか。独りよがりにならずにね。


しかしあびゅうきょはこういう本の装丁にはピッタリだな。

ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド (電撃文庫)

ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド (電撃文庫)

ひっさびさのブギーポップ最新作。えーと、前回は何の話だっけ?オルフェの方舟?覚えてねーよ。まァ別に直接は繋がってないし、いいか。
スプーキーE久々の登場。こいつも結構なレギュラーキャラだなァ。あとイマジネータもちょっと。今回はバトル少なめで満足。
まとめサイト探さなきゃ…。 あと、ジャケットのブギー、えらい幼いんですけど。またタッチが変わったか…緒方……。
これまた各章とびらのタイトルのクエスチョンとヒントがかどちんっぽい。かどちんて…。