「ブリキの太鼓」鑑賞。
先日、知り合いから貸してもらった「ブリキの太鼓」を鑑賞。上映時間2時間こえると見るのに気合入れないといけない体質。
タイトルとジャケットからは想像も付かないほどハードでした。初っ端の出産シーンでの胎内描写あたりで「なんかおかしい」と思い始めましたよ。
3歳の時におとなたちの醜い様を見せ付けられ「成長しない」と心に誓い、階段から飛び降り、その通りになってしまう少年。さらに甲高い声を上げるとガラス類を破壊できるようになる。……成長が止まるのはともかく、この超音波設定はなんなんだ。後に加減してグラスに模様を描いたりしてるし。なんかの象徴?
作中で「この精神異常者の小人め!」みたいなセリフが出るんですが、ダブルでアウトですね。この作品、まず地上波じゃ流せないだろう。
また小人の楽団と巡業するエピソードがあるんですが、この楽団員はホントに小人症(正しくはなんていうんだ?)なんだろうけど、この主役の少年はどっちなんだろ?
始まりが祖母の若いときの芋焼きシーンで始まり、ラストがまた祖母の芋焼きシーンで終わるのがなんとなく叙情的。
色々と調べたくなる作品でした。
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内容的には面白かったんですがね。いかんせん翻訳もので上下巻なので、気力が続かなかった。
この作品もまた少年時代から始まり、大人になったあとは少年兵のスカウトマンになるというあらすじ。そしてまたドイツ軍。
んー、政治的な監督なんだろうね。そして少年が好きなんだろうね。たしか少年が友達のケツを拭くエピソードがあった気がするよ。
あと、少年兵が手持ちのロケット弾を発射する際に運悪く真後ろにいた少年がロケット背面の噴射炎をあびてしまうエピソードもあった。
あのシーンは哀しかったなァ。
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