酔いどれコミックレビュー。

そういえばコミックレビュー書くの忘れてたよ。もうビール飲んじゃったよ。まいっか。

釣れんボーイ 下 (ビームコミックス文庫)

釣れんボーイ 下 (ビームコミックス文庫)

釣れんボーイ 上 (ビームコミックス文庫)

釣れんボーイ 上 (ビームコミックス文庫)

最近ハマった作家その一、いましろたかしエンターブレインで文コミ化なので、釣りに全く興味ないけど購入。
さえない漫画家「ヒマシロタケシ」は今日も今日とてシコシコまんが描いてイソイソと釣りに行くのだった。そんだけ。あとはボヘーっと日常が過ぎてくだけです。これ、ビームで連載してたんだよな。コミックビームは懐が広いなァ。いや、まァおもしろいんですがね。どの趣味も傍から見るとそこはかとない可笑しさがあるなァ。鮎の友釣りのスピード感はちょっとおもしろそうだった。って言うか、コレ、引っ掛けてるだけだよね?そんな釣りがあるのか。
いつも春のよう 増補版 (ビームコミックス文庫)

いつも春のよう 増補版 (ビームコミックス文庫)

最近ハマッた作家その二、あすなひろし。どっちもオーバー40エイジの知り合いの影響です。他人の影響を受けやすい性質。んで、その人にこの作品は一度借りてたんだけども、このたび文庫化と相成ったので購入。いや、いい作品ですわ。「ソクラテスの殺人」や「ラメのスウちゃん」、「ゆめの終り」などのコメディとペーソスの奇妙な両立が沁みるわ。
林檎も匂わない (ビームコミックス文庫)

林檎も匂わない (ビームコミックス文庫)

んで、そのあすなひろしの文庫コミックオリジナル作品集。やはり時代の違いか、劇画調だったり、抽象的だったりと結構アクがつよいが、表題作を含むラスト3作の反戦漫画は胸を打つものがあるよ。もう、今や反戦漫画なんて描ける漫画家はいないような気がするよ。現在コミックビームで「銭」を連載中の鈴木みそのレポ漫画の決選集。この作家は中学時代にファミ通買ってたときに「おとなのしくみ」を読んでおもしろいなァと思っていたので気にはなっていたのよ。今、買えるのかなァ「おとなのしくみ
んで、コレは一巻は取材ネタ、二巻はエログロネタでまとめたもの。前者は初っ端チョコエッグ全盛期の海洋堂ですよ。うわー、ボーメとヤマグチさんだよ。山口さんはリボルテックで現在お世話になっとりますわい。あとロリぷになどの萌えキャラの立体化の難しさも納得。フロイラインはよく叩かれるわ。他にも、返品本の行く末や、ゲーム専門学校の現場など、衝撃的なエピソードも。返品本、裁断されるのは知ってたけど、なかなか衝撃的な末路でした。
後者のエログロネタはちょっと時代の移り変わりを読み取れるかも。エロの現場って流行り廃りが激しいのかも。イメクラは健全化してメイド喫茶になっちゃったし、ケータイ掲示板の出会い系なんてもはや常識だし、AVの現場なんて「銭」でのエピソードと比較すると加速してる感じ。ほかに、排泄物ネタや体臭ネタなど恥ずかしくてヒトには聞けない系のエピソードも面白かった。トイレでケツを拭く紙ねェ…三回まいてですね(以下略)
君に届け 6 (マーガレットコミックス)

君に届け 6 (マーガレットコミックス)

そんな話のあとにこんなピュアピュア少女漫画の感想を書くのか俺は。なんかの拷問か。
それはともかく、ちづ〜(つд⊂)エーン さわこの「もうだめだ〜」。゚(゚´Д`゚)゚。で笑っちゃったよ。
クリスマスエピソードのやきもき感はどないやねん!って思ったけど、おとーちゃんの「ついにこの日がきたかー」とおかーちゃんの「こんなものはまだまだ1Rのジャブよ」「とんでくるわよ、右ストレート(はぁと)」でチャラ。がんばれおとん。
ふたつのスピカ 14 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

ふたつのスピカ 14 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

宇宙学校最終訓練。いよいよ大詰めと言ったトコ。と言うのが分かってれば、得に何か話が進んだ感じはしないなあ。一巻につき一人づつ離脱していくんだろうか。
夜は短し歩けよ乙女 第1集 (角川コミックス・エース 162-2)

夜は短し歩けよ乙女 第1集 (角川コミックス・エース 162-2)

「NHKにようこそ!」コミカライズと似たような感じ。まだこっちのほうがコミカル色が強いかな?オリジナルエピソードの良し悪しで甲乙が決まるので続きに期待したいところ。絵柄に関しては特に不満はなし。2chの森見スレでは不満が多いけども、あそこは同属嫌悪な人が多いからしょうがない。アニメ、コミック以外のヲタクはとかくアニメ、コミックを叩きたがるよね。ああ、あとラノベもか。世間的には紙一重、もしくは同じ扱いなのにねー。自分に自信がない証拠でしょうな。あっはっは。と、ココに書く俺チキン。あっはっはっはっは。
Under the Rose 5―春の賛歌 (バーズコミックスデラックス)

Under the Rose 5―春の賛歌 (バーズコミックスデラックス)

ロリ双子テラカワユス。「仲直りしたいからお茶あげるの」「それ、あたしたちのおしっこなのー」ぶー「嘘ー」「キャッキャキャッキャ」ってエピソードが狙ってんだかなんだか。
ウィリアム君はすごいなァ。ただ黒いだけじゃないんだねぇ。4巻読み返すと滅茶苦茶黒いけど。
あとアイザック君の成長に乾杯。がんばれ、超がんばれ。
誰も寝てはならぬ(8) (ワイドKC モーニング)

誰も寝てはならぬ(8) (ワイドKC モーニング)

この妙なディティールの細かいキャラクタとエピソードがいい味出してる。実話じゃないと思うんだが、この妙に細かい設定はなんなんだ。秀作。
ああ、「大阪豆ご飯」買わなきゃ…。


昨日、文庫本で「二〇〇二年のスロウ・ボート」を読んでみたけど、第一章で挫折。なんだろうこのだだ滑り感は。舞城王太郎町田康をダサくした感じ。ギブアップ。
次に安倍公房の「箱男」に手をつける。うん、面白い。まだ全然最初の方なんですがね。