「図書館戦争」読了。

知り合いがハマったというので、貸してもらう。とりあえず一作目読了。うん、面白いよ。
展開事態は王道で大体先は読めたけど、キャラクタライゼーションがよくって楽しい。
そして舞台設定が秀逸。 昭和の終りに、国家による全メディアの検閲が施工され、武力行使すら許されることになったパラレルワールドにて
それに争うべく打ち立てられた、情報資料の収集と閲覧の自由と、不当な検閲に反対する図書館法に従事する防衛組織。
なんか、ブラッドベリっぽいなーと思ったら、アレか。「華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)」か。
そして、そういえば前に米光一成さんのこどものもうそうblogでも取り上げていたなーと思い出す。
今その記事を読み返すと

有川浩図書館戦争』は、大ストレートなエンタテインメント。本好きならウルウルくるかも。

に、今更ながら納得。 主人公が学生時代にとてもとても読みたかった本が、取り上げられるシーンや
非政府組織の市民団体によって、学校図書に横暴な検閲がかけられたと嘆くオトコノコ達のシーンは他人事ではないシンパシーを感じましたい。
『日野の悪夢』の回想は「薔薇の名前」を思い出しました。

図書館戦争

図書館戦争

焚書、ダメ!ゼッタイ!!


キャラが立ってるわりに、特にどれが好きってのは今のトコないなー。
とりあえず手塚君は総受けだと思うΣ(゚Д゚;エーッ!
あと、柴崎さんのCVが沢城みゆきだそうで、ちょっとアニメに興味が出る。この本貸してくれた人、DVDも買わないかなー…。(横暴)