「偽物語 (下)」読了。

はれてシャフトでアニメ化し、阿良々木暦神谷浩史で、戦場ヶ原ひたぎがなんとびっくり斎藤千和とあいなりました。
PVみたらめっちゃハマってて楽しみであります。

偽物語(下) (講談社BOX)

偽物語(下) (講談社BOX)

それはそうとして、シリーズ(一応)最終巻。偽物語の下巻でございます。
主人公、阿良々木暦のクレイジーな姉妹。ファイアーシスターズの小さいほう。阿良々木月火の物語でございます。っつって、ほとんど出てねーけど。
主人公、阿良々木暦がもう一人の妹、火憐を押し倒してるとこを目撃して千枚通しで襲ってたり、暦に風呂上りの着物姿で帯引っ張られて押し倒されて胸はだけられたり
式神に襲われた挙句、暦に寝しなにキスされたりぐらいか。 どんな話だこれ。


まァ、そこらへんのパートは西尾維新の趣味が売りのこの作品ではお約束と言うことで。ハミガキプレイかー。もうNHKの「仕上げはお母さん〜」が邪まな気持ちでしか観れん。


主題は、偽物がもちうる意志の力と言ったところか。これは自分も考えたことがあるでよ。
「本物」は存在によって「本物であること」を証明するが、「偽物」は意志によって「本物であること」に近づこうとする。
動機はさておいて、その意志は評価されうると思う。