「9の扉」読了。

殊能将之の新作が読めるからとリレー小説のたった一編の短編のために購入。しかも、作品自体は雑誌掲載時に読んでいるという体たらく。
(ΘωΘ)<1回休み
何を休んでるんだこのやろう。

9の扉 リレー短編集

9の扉 リレー短編集

お目当ての「キラキラコウモリ」はセンセーらしくていいのだけれども、いかんせん短い…。
あとはキラキラコウモリ→ブラックジョーク(鳥飼否宇)→バッド・テイスト(摩耶雄嵩)の流れや
貫井徳郎の「帳尻」から歌野晶午の「母ちゃん、おれだよ、おれおれ」のながれが素晴らしい。
竹本健治の「依存のお茶会」と辻村深月の「さくら日和」も単体としていい作品だった。
反面、北村薫の「くしゅん」と法月綸太郎の「まよい猫」はいまいちだった…。