コミック感想。

さて、それはそれとして、この間買ったコミックの感想。おおいなー。

火の鳥 11(太陽編 下)

火の鳥 11(太陽編 下)

何でタイトルが出ないのかわかんないけど、「火の鳥 11巻 太陽編(下)」でございます。
近未来と古代が入り乱れ、制圧者と反乱軍の変わらぬ構図を描き出す長編。比丘尼の伏線が回収されてて面白かった。漫画化の犬上すくねのPNの元ネタってこれかな?
おそらくはこの物語のあとに近代を舞台とした火の鳥の物語が描かれたであろうことが惜しくてならないなー。
火の鳥 別巻(ギリシャ・ローマ編)

火の鳥 別巻(ギリシャ・ローマ編)

少女漫画にて描かれた、恋愛を基調としたローマ・ギリシャ編。まさに外伝。W3みたいな動物トリオが出てくる。W3読んだことないけど(おい)
入り乱れる姫君の立場がスリリングで面白かった。あと、火の鳥が幼いってのも特異な感じ。
買ってみるとあっという間だったなァ…火の鳥
まなびや 1 (ガンガンコミックスJOKER)

まなびや 1 (ガンガンコミックスJOKER)

まほろばの小島あきら新作。高天原学園を舞台に映写真部に入った少年少女の学園物語。冒頭で、コッソリかくれてる妹の霞が気になる。
あとあと登場するのかしら。血の繋がってない妹…!!
とりあえず主人公の填島武がマキシマムのもじりってのはわかった。主要キャラ名はなんかの縛りがあるのかな?
わ! 1 (ガンガンコミックスONLINE)

わ! 1 (ガンガンコミックスONLINE)

そして同じ高天原学園を舞台にして、別のキャラクタたちの群像劇。7名による片思いの連鎖でございます。…7名?
片思いの連鎖ってなんかみたことあるなーと思ったら、石田敦子の「ラブんラブ」だわ。
ただ、アレは4人の連なった片思いの、それぞれの想いに気付いている蚊帳の外にしてみんなの友達である少女が主人公なので、
誰かの恋愛が成就してしまった場合にはその5人の友情はまず続かない。
対してこの作品ではそれぞれの想いの連鎖を知っているものはおらず、共通の友人も特にいないので必要以上に気に病むことはない。
そう考えると、やっぱり石田敦子の作品はえげつないなァ。
しかしそれはそれとして、パチプロの父親を持つパチスロ女子高生とかハードコアエロゲ愛好家な男子高生はともかく、それを一生懸命プレイする一般女子高生とか
冷静になって設定を見直すと結構キッツいキャラ多いなァ。ココらへん金田一蓮十郎っぽいな。
少女ファイト6巻 DVD付特装版 ([特装版コミック])

少女ファイト6巻 DVD付特装版 ([特装版コミック])

わーい!G戦場キャラクタがスピンオフ!!もう、シゲルとかルミとかマナブとか色々あるんだけど町蔵と鉄男が全部持っていったわい。
限定版のアニメDVDはサウスパークかよ!!と思ったら、ちゃんとうごいてよかった…。って言うか、先にG戦場をアニメ化しませんかね。
ドラマでも……いや、ドラマはやめたほうがいいか。
アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)

アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)

花沢健吾ってルサンチマンの作者だったか。表紙じゃ気付かなかったよ。帯に書いてあるのに…。
てっこも妄想かと思ったら違うのか…と思ったら最後の最後で衝撃が。どーなんだこれ。
しかしやっぱりおはよんはそういう人たち向けなのか。よくよく考えたらひらがな4文字だしな……おおう。
はやて×ブレード 11 (ヤングジャンプコミックス)

はやて×ブレード 11 (ヤングジャンプコミックス)

ギャグとシリアスのギャップの綯い交ぜ具合が混沌としてて、誰が強いのか見失いますわ。そんな山中バトルロワイアル。「痛しもまたエクスタし」で吹いた。
C.M.B.森羅博物館の事件目録(12) (講談社コミックス月刊マガジン)

C.M.B.森羅博物館の事件目録(12) (講談社コミックス月刊マガジン)

犯行のトリックと真相がまったく乖離しているところが面白い。トリックをメインにするとただのパズルになっちゃうからね。
特に「張の幽霊」はストーリィとしてもうまく出来てて面白かった。
Q.E.D.証明終了(34) (講談社コミックス月刊マガジン)

Q.E.D.証明終了(34) (講談社コミックス月刊マガジン)

W銀行ってブッシュのことじゃないよな?やっぱり、真相とストーリィラインのつながりがいい。しかし引き出し広いなァ、この作者。んで、うって変わって人気推理シリーズ。今回は拉致監禁少年犯罪というセンシティブな題材。ベタな展開ながらも問題編はそれなりに出来ていたのだけれど…。真相編。まァトリック云々はいいとして、犯人の動機と真相がひどすぎる。そんなんで救われていいのか。って言うか、その状況ってどうよ。
えー、これはないだろう。それはないだろう。あとどうでもいいけど、その状態で下着はつけさせてもらえないだろう普通。納得いかねー。
飛び込みプールもなんだかなーってなったし。反面キャンプ場エピソードは真相がひねりとオチがきいててよかったわ。もう人死にいらなくね?
きみのカケラ 7 (少年サンデーコミックス)

きみのカケラ 7 (少年サンデーコミックス)

なんとなく、「外」の状況はどうなってるか予想がついていたけど、それでもこれまでのキャラクタがああなるとはよそうだにせんかったわい。
続きが気になるが、前の話を忘れてるわ。そのうち、まとめて読み返したいなー。



さて、明日早いのに夜更かししてもうた。はよ寝よ。