「ブギーポップ・ダークリー 化け猫とめまいのスキャット」読了。

久々のブギー新刊。

いやー、よかった。久々に初期ブギーの雰囲気が出てた。
学園が舞台で、少年少女がメインで、ミステリアスな雰囲気で、バトル少なめ。
今回の「世界の敵」は、なんだかひきこもりを連想させるような、でも単純にそれに変換するのも安易なような…。
対して、ブギーポップと邂逅した少女への、ラストのブギーポップのセリフは、「思い出」への大切なスタンスだと思うし、その考え方はとても好きだ。