「応答せよ巨大ロボット、ジェノバ」読了。

サブカル界に燦然と輝くボンクラ男子、杉作J太郎の初小説。

応答せよ巨大ロボット、ジェノバ

応答せよ巨大ロボット、ジェノバ

多分、森博嗣の「ZOKUDAM」的な〆なんだろうと思ってたんだけど、それ以前にキャラクタの掘り下げが自分が今まで知っている類のものじゃなくて、理解に想像力が必要だった。
でも、ボンクラな男たちのリアリティが素晴らしい。 思春期なんてとっくに終わってるのに、このバカバカしいオトコノコ的な感覚。
特に、どうしようもない群れ感が、いい。 チーム男子なんてカッコいいものではなくて、群れている感じ。
オンナノコは、取りとめのない話題のツマでしかない。


しかし、よくわかんない話でもあったな…。