「とらドラ! 10」読了。

今週は父親のかわりに出荷に行きまくりなので、積んでた本を消化するるる。

とらドラ10! (電撃文庫)

とらドラ10! (電撃文庫)

まァ、アニメを先に見てたからうすうす予想はしてたけど、外出先で読むものじゃなかったな…涙腺が刺激されまくり。
キャラクターがメインのライトノベルは、きちんと描写すればこれほどビルドゥングス・ロマンに向いたジャンルはないのではないか。
お約束のシチュエーションやエピソードを用いて、各キャラクターたちのキャラクタライゼーションを丹念に描きだし、
そのうえでの苦悩と葛藤、そして成長を描ききれば、それは確固たる名作と言ってもいいんじゃなかろうか。
5人で囲むこたつのくだりとか、昇り竜のくだりとか、竜児と泰子の実家のくだりとか、とにかく色々と琴線に響きまくった。
ああ、いい作品だったわァ…。