「超クソゲー1+2」読了。

最近ハマってる多根清史絡みの新刊。 昔購読した「超エロゲー」って、どこにやったっけ……。

超クソゲー1+2

超クソゲー1+2

ゲームとしてどうかと思うアレな作品を、そのアレさすら内包して楽しむという上級エンタメを披露したり嘆いたりする著書。
さっくり読めるかと思って手をつけたら、思いのほか濃厚で、たっぷり楽しめた。やったことある作品も、名前も知らない作品もゲラゲラ笑って読んでた。
昔のタイアップものは特にキてるなー。まァ、モノによっては今でもアレなタイアップ作品はあるか…。
PSの「京都舞子物語」に不覚にもちょっとグッときてしまった。 ゲームとプレイヤの体験が突然変異的に化学反応を起こして、意外な物語が見えたり。


まァ、基本はバカゲー紹介だけど、ちらほらとクリエイタや世情の暗部が見え隠れしてるあたりが油断できなくて面白い。
ゲームって、ほんとにすばらしいものですね。 さよなら、さよなら、さよなら。