「輪るピングドラム」1巻鑑賞。

幾原邦彦の最前線。

輪るピングドラム 1(期間限定版) [Blu-ray]

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テレビ放映を繰り返し見てるから、今さら本編に対してなにを言ったものかと。
とはいえ、第一話OP直後の台所のカットの、生活臭とポップな色使いの同居という画面にソッコーでノックアウト。
ポップさ、耽美色、不穏感などが、異化効果を発揮しつつも違和感なく描かれるバランス感覚。
まったく先の展開が読めないのに、物語の芯はズレないから目が離せない。
たのしい。


そして、監督と陽毬&苹果ちゃんの中の人コメンタリもいい味だしてる。
あの赤いソファが監督の私物だったり、プリクリ様のネーミングが実は適当だったりと、わりあい衝撃の裏話が…。
1話の始めと終わりの対となる兄弟の独白の演出や、目玉のおやじイメージなど、わかるようなわかんないような演技指導が。わかんないよ!
他に、ウォシュレット話やアマチュア無線話など、女性声優的にその話題はいいのかと心配するような内容も。
たのしい。