水曜アナログゲーム会。

今週もアナログゲーム会。 先日ゲームマーケットで買ったゲームもさっそくプレイしたい。

まずは「卑怯なコウモリ」をプレイ。
ケモノ、トリ、コウモリの三種類のカードを、トリかケモノか宣言しつつ裏向きで一枚出す。ウソついてもよい。 表を向けて出すことも可能。
全員出したら一斉にめくり、トリとケモノの、数の多い方が勝ち。コウモリは、数の多い方に便乗して勝つ。 トリとケモノの数が同じか、どちらかしかいない場合、コウモリだけが負ける。
負けたら、出したカードがペナルティとして自分の場札になる。 最終的に自分の場札が多い人が敗者。


ちょっとシンプルすぎるかなー?と思ったけど、これが以外と盛り上がる。
特に、コウモリで負けたときはタイトルが「卑怯なコウモリ」なだけに、多数決で負けるよりも恥ずかしくやしいのが面白い。 とかいいながら、コウモリのみで完封負けしたりするんだけどね…。
ただ、同人ゲームだからか、カードが痛みやすいようなので、早急にスリーブを買いたいショゾン。


お次は「藪の中」が海外に進出したオインクゲームズの新作「エセ芸術家、ニューヨークへ行く」をプレイ。

出題者1名の出したお題に、芸術家たちがひと筆ずつその絵を描いていくゲーム。ただし、芸術家の中にはお題を知らないエセ芸術家がいて…。
出題者はまずお題のジャンルを全員に伝え、タイルにお題を書いて芸術家に渡す。エセ芸術家にはバツ印が…。 ひと筆ずつ書いた後に、皆で一斉にエセ芸術家だと思うプレイヤーを指さす。
当てられなければ出題者とエセ芸術家の勝ち。当てられても、お題を当てられればこれまたエセ芸術家の価値。
エセ芸術家を見つけた上で、エセ芸術家がお題を答えられなければ芸術家たちの勝ち…というゲーム。


これが、どの程度の精密さで描けばいいのかの模索が面白い。プレイ回数を重ねるほどに味が出るゲームだと思う。
今のトコ、わりと分かりやすい描き方をしているので、エセ芸術家チームが強いのだけれども、繰り返しプレイして行きたいと思う。


今回のゲームマーケットで発掘した絶版ゲーム。「ダイヤモンド」まァ、すごろくやに入荷したりもしてるんだけど…。

坑道を掘り進みダイヤモンドを採掘するプレイヤー達。採掘したダイヤモンドは、分けられる分はわけて、あまると坑道に置いておく。
途中で帰還したプレイヤーたちはこれを分け合うことができるが、やはりわけきれないと置いていく。
そして、毒ガスやサソリ、蛇や爆発が起こり始めると危険信号。一度目はやり過ごせるが、同じ危機が2度起こると、パニックに陥って、手にしたダイヤモンドをうちすてて逃げてしまう。
危険を避けて、発掘途中で自分の意思で坑道を出て、堅実にダイヤを手に入れるか、賭けに出てより多くのダイヤを求めるかの駆け引きが熱い。
坑道を出るか、まだ先に進むかは、皆でつきだした握りこぶしの中に、冒険者コマがあれば帰還。なければ続行というシステム。この選択の緊張感が楽しい。


どの時点で帰還するかの判断の差で、プレイヤーの性格がはっきり見える。 一枚でもアクシデントが起これば逃げる人。ギリギリまで掘り進む人。手に入れたダイヤの量でもまた判断が変わる…。
2枚連続で同じアクシデントが出て、坑道がつぶれたときの悲壮感と、先に逃げ帰ったプレイヤーの爽快感は病みつきになる。
インカの黄金 (Incan Gold) 完全日本語版 ボードゲーム」としてリメイクされてはいるものの、ダイヤモンドのコンポーネントの美しさで未だに人気のある作品。
いやー、やっぱ面白いわ。


つぎに、すごろくやのリメイク作品「クク21 (Cucco 21) カードゲーム」をプレイ。

1〜21のカードをシャッフルして、一人に一枚ずつ配り、一番数が低いモノが敗者。 勝負前に、親プレイヤの次のプレイヤから、その次のプレイヤとカードを交換することを選べる。
自分のもっているカードは最下位なのかどうか…その駆け引きを懊悩しながらカード交換が行われ、最後、親プレイヤは自分の手札を、山札のカードと入れ替えるかどうか選択できる。
ここまでが、初心者ルール。 そして、メインのルールは、それぞれのカードに、特殊効果を付加したカードが現れる。 交換を拒否する、交換すると即座に負ける。山札から引くと最強になる…など。
それぞれのプレイヤーが15ポイントをもち、勝負の結果にてポイントが増減し、誰かが0ポイントになったらゲーム終了。一番得点の高いモノが勝利。


ポイントコインのやり取りで、勘のいいプレイヤは気付くかもしれないが、どうやらこれはもともと現金をかけたギャンブルゲームだった模様…。
とはいえ、ゲームとしてもかなり出来がいい作品なので、かなり楽しかった。
「にゃあ」となくネコカードが楽しい。にゃあ。


最後に、タイのツアーカードゲームをプレイ。

アナログゲームポッドキャストボードゲームおっぱい」の「究極の人狼」回の会場になっていたタイ屋ソンタナのゲーム。
タイの観光ツアーをモチーフとして、食事やボート、寺院を観光し、それぞれの観光期間が長いモノが得点を得る。
なかなか面白かったけど、ちょっと自分がよいすぎて何が何だか。
タイ料理屋でやりたいなー。



今日もありがたく集まっていただいて感謝感激。今のうちに言っておこうと…。
さて………部屋、片付けなきゃ。