「恋の罪」鑑賞。

久しぶりに映画鑑賞。 ミニに乗っていくのであった。

貞淑な妻、仕事一筋な助教授、家庭と職務を両立する刑事。三者三様の女性たちは、しかし満たされぬ欲求を持て余し、うしろめたい性の発露にはけ口を求める…。
歪なほど画一化された生活に行き詰りを感じた貞淑な妻が、不慮の外に巻き込まれるAV撮影によって自分の価値を見出し、社会的な転落と裏腹に自信が生まれてゆく。
落ちた先に彼女が手に入れた彼女自身。


作中にて歌われた詩によって言葉の意味を映画全体で語り、張られた伏線にきっちりおさまる結末は、ちょっと助長気味な感もあったけれど
作品のメッセージをきっちりと伝えることを鑑みれば、とても丁寧に作られていたと思う。


あと「ピンクの小物、衣装を着た女性3人で鑑賞すれば割引」というキャンペーンはどうかと思う。怖いよ!