年越しアナログゲーム。

ほとんど夢のようなボンクラ脳で、年越しでアナログゲームをやろうと呼び掛け。
とりあえず、その際にプレイできるように、アグリコラ (Agricola) (日本語版) ボードゲームを一人でプレイして予習する。

一人でやっても驚きの占領スペースでなるほど前情報通りだと確信。多少、ソロルールを忘れたターンもあったけれども、ある程度は感じをつかむ。


そんなトレーニングを経て、昼から4人集まってボードゲームをプレイしまくる。

知人から、一番くじで当たったらしいまどかマギカのクッションをいただくあずかる。 そして、とりあえずリクエストで「Alhambra. Spiel: Spiel des Jahres 2003. Für 3 - 6 Spieler ab 10 Jahren. Spieldauer: 60 Minuten」から開始。

一番点数の高いTowerは色々面倒なので、2,3番目に点数の高い建物を確保しつつ、外壁をつなげていく戦法で上位を狙う。
2戦目は、終盤にリザーブを駆使して改築しようとするも時間切れになる……が、予想以上に成果を上げて勝利。 ほくほくである。


まァわりと考えるゲームやったから、次はざっくりとした奴をやろうと言うことでざっくりと「ダイヤモンド」をプレイ。

4人でプレイして、引き返す奴、居残るやつの駆け引きのドラマチックさがプレイするたびに展開されて、短時間にかなり盛り上がる。
ダイヤの分配と、プレイ時間の短さがちょっとバランス悪い感はあるけれども、それでも行くか戻るかの選択が切羽詰まった時の全体の盛り上がりは楽しい。
自分一人で探索した時に、別のアクシデントが4連続出たときは、もう、ムキになった。そして死んだ……。


そして、ずっと積んでいた「プエルトリコ」をプレイしようとして取り出して………ルールを思いっきり忘れていたので、まずは「サンファン (San Juan) (日本語版) カードゲーム」をプレイすることに。

手札の枚数がそのままコストになり、生産施設や建物を建設する上に、生産、建設、その他の行動の選択権をそれぞれ回していくプレイスタイル。
生産によって日銭を稼ぎ、コストを支払って様々な効果のある建物を建設する。建物の効果が勝利のカギに。
手札の制限を増やせる。建設のコストを減らす。建物の数を勝利点にする…などの建物の効果のコンボによって勝利点を増やすのが楽しい。
初戦は同率首位に敗北するも、2戦目でコンボが決まりダントツ一位。どうだこのやろー。
そして、サンファンを経て、「プエルトリコ (Puerto Rico) ボードゲーム」のルールもさっくりと説明完了。さっそくプレイする。

サンファンをベースとしながらも(逆、逆!)ワーカープレイスメントの傑作。
農場を広めたり、建物を建てたり、奴隷を引き連れたり、あと出荷したりで皆テンヤワンヤ。
奴隷コマが褐色なのがなんというか、欧米的であるよ。 働けー。
それぞれ、生産したり建設したりした結果、どうにか勝利点バーストの効果で1位に君臨。お前らひざまづけー。
いや、プレイ感が伝わるとなかなか面白い。さすがはゲーム大賞作品。
しかし……、ライトプレイヤーにはきついかなァ……。


濃いゲームをプレイしたということで、軽いゲームを御所望。でしたらこちらをとプレイ。

カンブリア (CAMBRIA)

カンブリア (CAMBRIA)


ダイスを振って、砦を陥落するための戦士コマを配置するのだけれども、人の邪魔をするのが大好きなクソ野郎プレイヤーが自分を目の敵にして邪魔をしまくって四苦八苦。
また、カンブリアマップの裏面。上級者モードの「クンブリア」マップに至っては全方位嫌がらせに至ってテンヤワンヤ。畜生、がんばんぞこら。
嫌がらせスキーは普通に負けてましたが、あとはいい勝負してました。
って言うか、おまえは何がしたいんだこの野郎。
妨害ですね。知ってる。


そんなこんなでダラっと過ごした後、本命の「アグリコラ (Agricola) (日本語版) ボードゲーム」を開始。まずはファミリールールから。

家族が協力して、木材や葦を集め、畑を耕し、牧場を広げ、家畜を飼い、作物を育てる…………あいだに年を越しましたHNY。
それはそれとして、ファミリールールでどうにか1ゲームを終え、少なくとも自分は充実。
とりあえず気分転換にみんなでコンビニに買い出しに行く。


気分転換した後、正規ルールで再アグリコラる。

職業と小さい進歩カードを織り交ぜて農耕の生産を競うのがまた新しく楽しい。これ、それぞれのカードの内役がいくつもの種類があるのがすごいなァ…。
畑作するか、畜産するか、それともそれ以外の生産体系を形成するかの農耕体験が面白い。
これ、いつものゆるいゲーマーにもプレイさせたいなァ…。どうかしらん。


さすがに夜も更けたので、一人帰宅。 年明けに付き合ってくれてありがとう。
そして3人でなにをするか問うことで、「To Court the King Card Game」と同人ゲーム「歌って ボーカロイド」をプレイ。

「王への請願」は3つのダイスから開始し、出た目から「振り直し」「ダイスを追加」「出た目を操作」する特殊カードを入手、使用し、最終的に7つのダイスの目がそろえば王への請願が通ると言うダイスゲーム。
特殊カードの会得条件もダイスの目に左右されるので、ダイスの目の操作が少しずつ王への道につながる。ダイスの目をいじくる快感がある。


「歌ってボーカロイド」はボーカロイドのイラストがCHAN×COイラストで可愛いだけでなく、ルールもシンプルで考えどころがある。
山札内のカード枚数が異なる6名のボーカロイド達から、ソロデビュー、デュエットデビュー、ユニットデビューと、分かりやすくも、悩ましい役作り。
ソロデビューボーナスと、カード枚数の異なるボーカロイド達を、どう組み合わせるかが勝利への鍵となる…か。
同人かつキュートなCHAN×COイラストに反して、ガチで楽しめるカードゲーム。



そんなこんなで年越しで遊んでもらいました。 また、よろしうー。