こみっくかんそう。

ここのところ、色々つまってるので変則的にざっくりコミック感想。

なんだかんだで続いたなー。　相変わらずリアルなエピソードとクスグル感じのディテールの細かい小ネタがたのしい。
息がながいなー。竹本泉。　生きてるうちに、新規アニメの企画が上がらないかしらん。

相変わらず、やっぱり道民の酪農農家は違うなァ…と思いつつ、羨望と共感が入り混じって、結果、面白いということに。　低温殺菌牛乳のみたい。

怒涛の展開でテンヤワンヤ。　極端な事例ではあるけれども、それぞれの異端視は自分たちの心根にもあって、相対的な視点を教えてくれる…。

六道神士の、不謹慎ギャグを解禁したシナリオもの。　面白くないわけない。　非人道的なアンビバレンツが素敵。

第二章へのプロローグ的な一冊。　物語をかきまわすような、トリックスターと、主人公と、ライバル。　ここから、どう、物語が動くのか……。

なんだろう。前の巻の引きでも思ったけど、こいつらは、彼女は、バカなのかな？でもまァ、バカバカしい環境なりに駆け引きが生まれて………バカなのかな？

そしてまた、目的の定かでない危うい関係に、不安定な主人公が巻き込まれ………。道程男子の妄想的なエピソードだけれども、それはそれとして普遍的な………？　面白い展開が……。

そんな中、意図的に力の抜けた、考えられた物語の数々。　どうでもいい、何かおかしい、限界集落の末路。から飄々と旅立つ未来。

七峰エピソードを踏み台にしたうえでの、漫画家の一騎打ち………熱い！　王道!邪道の王道!!

さすが西尾維新。ジャンプ好きの変態。変態。変態！！！そしてジャンプ好き。　変態の愛の深さ。堪能したいと思います。

何で、主人公と憧れる男性の差がこうなのかと思ったら、そうか。なかよし連載か。
この作者の「なかよし」漫画の行く末を読んでみたい。