黄金のボードゲームウィーク最終日in北九州。

思い返せば男三人のボードゲームぱーちーと、その翌日のABCから始まった連休。〆もまた、ボードゲームであった…。

メビウスの頒布会による新作、「インディゴ」。得点となるおはじきトークンを、配置した道タイルの通り道に滑らせて自分の得点にするのが目的。
おはじきトークンや、盤上に張り巡らされる道、そして細やかなコンポーネントの装飾と、見てて嬉しい、プレイして楽しい、かなりいいゲームだった。買おうかな…。

次にプレイしたのが、「カイロ」カイロの市場で、6種の商店と客、そして貨幣をやりくりして勝利点を高めるゲーム。
お店ごとの勝利点チップの移動のシステムが独創的で面白かった。 が、そのシステムありきで、それをのけるとちょっとめんどくさい感がなくもない。

カタンプレイに参加。 どうも自分はロンゲストロードをねらいやすい…。 そしてダイスの目が偏っててなんだなんだと。 負けた。

そして、先日イエローサブマリンで見つけて衝動買いした「バルバロッサ (Barbarossa) ボードゲーム」をプレイ。 リメイクというか、リファインされて4人までのプレイに。
それぞれ、粘土で思い思いのリドルを作成し、分かったり分かりにくかったり…。 質問である程度範囲を狭められるんだけども…。
初プレイにしてはかなり盛り上がった。 シャアザクの頭部や、亀の甲羅は予想外だったなァ…。 楽しかった!!


そしてちょっと時間が空いたので、見たことはあるけれども買うにはちょっと敷居の高いこちらをプレイさせてもらう。

ケット2.0・ザ・レーザーゲーム(The Laser Game: KHET 2.0)

ケット2.0・ザ・レーザーゲーム(The Laser Game: KHET 2.0)

片面に、もしくは両面に鏡面が施されているコマの、向きを変えたり一マスずつ動かして、毎回レーザーを発射。鏡面以外に当たれば取り除かれる。
それを繰り返し、相手のファラオ像をうち抜けば勝利。 アヌビス神は正面ならレーザーに耐えられたり、両鏡面のスカラベは他のコマと位置を入れ替えたりできる。

このシステムでなんでエジプトモチーフなのかが謎だけれども、ギミック感が超楽しい。うっかりすると自分のコマにレーザーが当たったりして気が抜けない。
一度まったく気にしてなかったアヌビス神の正面にレーザーが当たって冷や汗をかく。 どうにか勝利を得る。
パッケージなどではレーザー光の軌跡が描かれるけれども、実際にはポイント先に赤い点が灯るだけなのがちょっと詐欺。 スモークたいて!


程よく人数がそろったので自分が持ってきたこちらをプレイさせてもらう。

ビッグ・アイデア 完全日本語版

ビッグ・アイデア 完全日本語版

ざっくりとしたインストでそうそうに開始……するも、卓にいた一人がリタイアして、別の人が入れ替わりに入る。まァ、向き不向きはあるわなー。

ゲーム会も後半で、わりとみんな疲れてて、前半は頭をひねっていたけれども、後半どんどん雑な商品展開に。 盛り上がりはした。
商品を展開した後に「電話」のカードを出して「注文は電話で!」というプレゼンテーションがツボって、
あとあと「注文はWebで」や「注文はメールで」など、新しいムーブメントが面白かった。 やっぱゲーム会に来る人は面白さに積極的だわー。


ぼちぼち終了間際ということで、軽くプレイできるゲームをさせてもらう。

カンパニーレ

カンパニーレ

5種類の塔のいずれかを高層改築して、どの塔が高くなるかをチップでかけるゲーム。 シンプルなルールながら、一筋縄ではいかないシステムが熱い。

そして、単純にどんどん高くなっていく塔が見てて楽しい。 一度にかけられるチップは1点分が5枚、2点分が3枚、3点が1枚。
これをどのタイミングでかけるか…と悩んで小出しにしていたら、最終的に手元に無駄なチップが残って後悔すると言う……。
タイミングを見計らって終盤に3点チップをいいところにかけて、最終計算で高得点をもらうもののそれ以外は会得できず、中間結果で無得点なのと合わさって、結果ドベる。まいが。


最後に、ミステリ系カードゲームの「クルー」をプレイさせてもらう。

豪華客船で1つの死体が発見される。 残りの乗客は6人。客船には6つの部屋、そして6つの凶器候補。
それぞれから一枚を引いて場に伏せておく。これが今回の、犯人、犯行現場、凶器となる。 残りのカードを全てシャッフルして、探偵であるプレイヤーたちに均等に配布する。
そして、アクションカードを駆使して、他人の手札を推し量り、最初に真犯人に到達できる名探偵はだれた!? と、言うゲーム。


前にゲームマーケットで買った同人ゲーム「犯人はお前だ!」はこれがもとだったのか。
手札とともに乗客、部屋、凶器の情報を整頓するチェックシートも配られ、情報を得るたびにチェックしていい……のだけれども、このチェックシートをどう使うかでまた、推理が変わる。
深く考えずに○×をつけてて……このチェックの仕方じゃだめだ!? と、気付いても後の祭り。 あれ、アレ誰がどういう情報だっけ……。とハンパな記憶で懊悩する羽目に。
また、最終的に真相を当てるのは一度しかできないので、どこまで情報の裏付けを徹底するかの駆け引きが熱い。
ほぼほぼ真相に近づいたな…、よし、確認の為にチェックするか……と、他プレイヤーの手札チェックで、「誰が、どこで、何を使って殺した」という推量を発表。
誰も手札を出さなければ、それがあってる……と思って言ったら、思わぬところから手札を出されて、自分の推理の穴に気付かされて茫然としたりする。
また、乗客は男女で、船室は右舷、左舷で、凶器は、撲殺、絞殺で2種類、各三つに分かれており、
「男性のカードを持ってる人は一枚渡す」や「左舷の部屋カードを持ってる人は一枚渡す」というアクションカードがあったりする。
これで、自分が持ってない上に二人しか提出されなかったのなら、残ったヤツが真相か…!!? と、早とちりしそうになるが、この類のアクションカードは
「〜〜〜のカードを持ってる人は、『一枚』渡す」なので、2枚持ってる人が一枚しか渡してない…という状況もあったりする。
これで、あるプレイヤーが推理が推理をはずしてた。 ふふふ…自分は気付いてたでェ……。


まァ、結果真相は別の人に解かれて負けたんですけどね。 いや、面白かった。
あと、プレイヤーが皆、理する時に探偵口調になるのが面白かった。 自分もやりたかった!


そんなこんなで、21時ぐらいまで遊ばせてもらってた。 また、来月行けるっかなー。 ありがとうございましたー。