なつのおわり。「エンドレスエイト」鑑賞。

当時のハルヒファンの2ヵ月の呪縛が解けた日。

涼宮ハルヒの憂鬱 5.571428 (第5巻) 限定版 [DVD]

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7話目。 加速するデジャヴ感。おっぱいバーストしないのか! お尻ハルヒ。相変わらず古泉は何処でデジャヴを感じてるのか。みくるさんおっぱい。
加速するデジャヴ感。長門が少し、キョンと繋がってる感が…。 ケツに手を入れて寝るキョン。 わかりやすいENDLESSな店名。長門の浴衣もかわいいよ!
デジャヴの演出が画一的でちょっと手抜き感…。 お面屋の店員がモヒカン…!日常アニメ化の複線か…(違う)
ループ解説。古泉の腕時計シーンが固定なのはわかりやすく雰囲気出てる。 ループ回数発覚のキョンの反応がファニー。
繰り返し(当り前か)ハルヒが語る「火星人」は何か象徴してるのかな…。 アイラブユーからの古泉のくだりでキョンの顔が見えない様にしているのが意識的に演出されてるのが分かる。
夕焼けの喫茶店、沈鬱な空気感が強烈なデジャヴの演出を強調している。


8話目。 いわれなくたって! プールついて古泉何やってんだろ? 水面のボールをつかむ時のボールの動きが気持ちいい。 プール長門からハルヒのデジャヴ演出はなかなかの違和感。いい意味で。
茶店後の、ハルヒ達が去っていく後ろで長門を呼び止めるキョンの構図がグッとくる…。 ムチャシヤガッテ…!
セミが網に止まる。キック少年が素直に風船を受け取る…あたりが終わりへの伏線だったんだろうか。
ループ回数発覚からのショック演出。今までモノローグだったキョンのセリフが口に出て返答される。コーヒーと蟻の演出。今までで一番のショッキング演出。カタルシスへの伏線。
そして、誰もが待ち望んだループへの解放。強烈なデジャヴとそれを回避するための思索と回想。ギリギリのギリギリ。手に握られた最後の火花。
自分をさらけ出したキョンの立ち振る舞いからのハルヒの超可愛い張り合い。 これは萌える。 そして緩急の付いたラスト。
さらにキョン特融のシニカルなエンディング。 物語のオチとしては気が効いている。


2ヵ月かけてのオチではないが……。


まァ、ざっと通してみた感じでは玉石混交の面白い企画ではあったのかな?とは思う。
とはいえ、やっぱり2ヵ月かけて全8話とするにはまだ弱いし、このオチにその荷重は重すぎると思う。
せめて4話ぐらいがギリギリのラインだったんじゃないかなァ…。 演出的に面白いと思った演出、エピソードもなくはなかったし。


まァ、全ては劇場版への布石だったのかな…………いや、それにしてもなァ…。


そんな、夏の終りであったとさ。