9月の北九州ボードゲーム交流会。
今月の北九州ボ会は、知人のボおじさんも参加できるということでクルマで行く。昼過ぎぐらいから参加。
到着後、モスバーガーで新作を食べて、さっそく「コレイカ/行列」の卓に参加させてもらう。
共産主義政権下のポーランドを舞台に配給待ちの行列からお買い物リストの商品をそろえるために、共産主義という理想の裏側に、熾烈な順番待ち争いが行われるのであった…。
基本他人の足の引っ張り合いという順番待ち争いに「当局批判してるのをチクる」「子供がいるから最前列に行ける」「友人の店員に横流ししてもらう」という
おそらくは実際にあったであろう当時の情勢を皮肉ったカード名がえげつなくて、ノリがよければかなり話が盛り上がる。盛り上がった。
需要が高まり、食料品店に長蛇の列。国民が飢えてます! 食糧が分配されたあとは衣料品店に長蛇の列。国民が着飾ってます!
そんなこんなで最後の最後でバザーでお買い物リストをそろえて一抜け勝利!
次にメビウスの頒布会の新作を色々とプレイさせてもらう。 ダイスゲーが豊作。
まずはタイトル言いづらい「ヴァンチェンタンチェン」 ごきぶりが題材でとてもふぁにー(白目)
1〜4の難易度のごきぶりカードに書かれた複数のお題、「2,3,4,5」や「全部奇数」「合計が21以上」などをクリアすれば、その難易度が得点として手に入る。
しかし、振り直しするたびにペナルティとしてゴキブリの幼虫チップを一つ受け取らなきゃならないし、手番をパスする場合は2つ受け取らないといけない。
ゴキブリの幼虫チップが5つを越えると、上から-1から-5まで積まれたマイナスカードの、一番上から一枚を受け取らなければならない。
ただし、誰かがマイナス得点カードを受け取ると、他のプレイヤーの幼虫チップもまとめてなくなる!
お題の難易度と、振り直すか、次のプレイヤーにパスするか、そしてダイスの目の一喜一憂でかなり盛り上がる。 勝てたのもあるけれど、これは欲しいなー。
しかしゴキブリ好きだよね、ドイツゲー…。
お次は次々とダイス化する既存ゲームのこちらをプレイ。
ボーナンザダイス (Würfel Bohnanza) カードゲーム
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まめゲーボーナンザもダイスかということで、まめが描かれた2種類のダイスを七つふって、自分の畑の豆を育て、豆ターラーにしていく。
他のプレイヤーが降ったダイスも、ホールドする前にトレイにある状態で自分の豆のお題に合致していれば成長できるので、ダウンタイムが少なくていい感じに悩ましい。
よく出来てるなーと言う印象。 すごいぞ、ローゼンベルグ。
おつぎは海の荒くれ者に俺はなる。 というわけで「海賊ダイス」
八つの六面ダイスを振り、ゾロ目が増えるほど高得点がもらえるが、ドクロの目は強制固定なうえ、3つ出ちゃうとバースト…というシンプルなルール。
ただし、一度にドクロの目が4つ以上出ると、ドクロの目をそろえていけば他のプレイヤーの得点を削ることができる。
また、ダイスを振る前にカードをめくって、それぞれの効果によって一喜一憂したりなんだり。
海賊船のカードは描かれた剣のアイコンの数以上の、剣の目を出さなきゃならない。 一番めんどい4つの剣の海賊船を倒せて海賊気分。
まァ、負けたけどね…。
海賊つながりで…というわけでもないけれど、これまた頒布会新作の「ゆらゆら海賊船」もプレイさせてもらう。
基本はまァ、バランスゲーム。一人8つのオブジェクトと、1〜10のカードをもってゲーム開始。
海賊船に記された1〜10の部位に該当する、おきたい場所のカードを一斉にだして、数が大きい場所から置いていく。
バランスを崩してオブジェクトが落ちてしまったら引き取らなきゃならないという、バランスゲームとしては王道なルール。
ただし、他のバランスゲームとの違いとしては、バランスを崩してオブジェクトが落下した際に、空中でキャッチすれば引き取らずにゲームから除外できる。
だから海賊船のコンポーネントがでかいんだろうなァ…と納得。 しかし、滅茶苦茶不安定でほとんど落下前提。バランスゲームに見せかけたキャッチゲームである。
終盤でそのことに気付き、最悪キャッチ前提で配置する。 まァ、配置できれば他の人がバランス崩した際にたくさん押し付けられるから一応配置自体は本気である。
まァ、ざっくりしたゲームではあった。
さて、時間的にあと1,2ゲームぐらいかなー…というところで、こちらの卓にお邪魔する。
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まずは初プレイということで一番おとなしいイグ様を相手取ることに。 初プレイにて多少もたつきながらも4人で完全封印。弱い弱いがっはっは。
と、いうことで再プレイ。 次はなんの邪神様にする?ということで、他の人が持ってきた邪神様マペットの触手に選んでもらう。
職種に指を突っ込んで動かします。 ゆにーく…。
ヨグ=ソトスさま相手にプレイ。 2度目だけあって勝手が分かってきて大分なめらかにプレイ。 ただ、一人増えて5人でプレイしたために、時間の経過がちょっと早まる。
だからというわけでもないのだろうけれど、最後の最後でヨグ様顕現。 邪神様が出たぞー!
邪神が顕現された場合、一定のコストを支払って信者を殺しまくって邪神…よくよく考えたら旧支配者か…にお帰り願うことに。
自分は封印の為に古き印を手に入れるためにそのコストを使いきった直後だったので、即死する。
逆にギリギリ古き印が買えないためにそれをため込んでたプレイヤーたちの頑張りで、見事信者を惨殺。
邪神様にお帰りいただいたー! 最後はみんなで万歳三唱しました。
……まァ、信者じゃなくて「破滅マーカ」なんだけどね。
そんなこんなで夜までキャッキャと遊んだのであった。 来月も行けるかなー。