「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前篇] 始まりの物語」鑑賞。

劇場版魔まマ、鑑賞。

まァ総集編だからあんまり期待せずに観るかー。と、ゆるく鑑賞。
とはいえ、元々が演劇的、舞台装置的な画面構成をする新房シャフト作品だけあって、それぞれの演出が劇場の大画面で映える映える。　劇団イヌカレーもスクリーンで見ると素晴らしい。
ＴＶ版まどマギって、劇場で一挙上映とかやったんだっけ？
その際のテレビ映像を劇場サイズで観たときの違和感を踏み台に劇場版としてリファインしたと言うことで、ほぼ劇場作品として違和感のない映像に仕上がってた。
シナリオを知っているだけに、前半はちょっと退屈だったり、逆に後半の矢継ぎ早な展開の編集についてイチャモンがなくはないけれど、それでも素晴らしい出来だと思う。
ＴＶ版を知っているだけに、削られなかった部分に対しての思い入れや、新規カットによるそのシーンで伝えたいであろうモノに対して、否応なしに、あまり純粋な受け取り方ではない物語の消化をしてしまうけれど
それでも要所要所にグッとくるものがあった。　多分これは作品自体の元々のチカラなのだろうと思う。

さて、前編でこれなのだから、後編はもう、ほんと、ハンカチ……いや、少なくともハンドタオル必須であるなァ。
後編に関しては、一度観た後に上映終了直後ぐらいの客足が遠のくタイミングで、再度、酒飲みながら観たいなー。