「グッドルーザー球磨川 水槽管理のツークツワンク」読了。

めだかボックスノベライズ、球磨川ＳＳ後編、読了。

めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川 小説版【下】 『水槽管理のツークツワンク』 (JUMP j BOOKS)

上巻はまァ話の振りだからいいとして、下巻はどう落ちるかと思ったら、まァ、なんというか、普通に球磨川くんが負けて話が台なしになるいつもの展開でしたとさ。
うーん……まァ、ギャンブルのもうけ方のくだりへの共感や、ツークツワンクの意味とかは面白かったけれど、特に何のお土産もない、ただのファンサービスエピソードだったなー。　
語り手だからとはいえ、なんでこんなに須木奈佐木さんがフィーチャーされているのかが謎い。　本編への複線もありはしたけれど……。
とっとと廃校のエピソードで切り上げて欲しいけれど、まァ、そんなカタルシスをそうそう書き上げないあたりが球磨川であり西尾維新なのであった。