「佐渡の三人」読了。

少しずつ、読書バイオリズムを高めたい。

佐渡の三人

佐渡の三人

長嶋有最新作。
いつもの長嶋有節に、なんとなく女性が語り手となって、日常と人の生き死にをダウナーに過ごす過程。
劇的なパラダイムシフトが起こるわけではないが、人の生き死にと、人の意思。 そして個人との距離感。
また、親族の死による観念。 それら色々が、入り混じっての、クライマックス。


死ぬことについて、考えること。
考えてるようで、よくわからない。
だからこそ、不意に、考えてしまう。
納骨の旅は、まだまだ、続く……。