第59回北九州ボードゲーム交流会参加。

恒例の北九州ボドゲ会。 知人二人とミニに乗り込んで昼前に到着。 モスで菜摘バーガーかってモグモグしてました。べじ。
っていうか、この記事書き始めるまで1週間あけちゃった……。 記憶が……。


まずは先日ゲームマーケットに行っていた方が購入した「アリスのりとるがーでん」をプレイ。

不思議の国のアリス」をモチーフにした、アリスやハートの女王、ハンプティダンプティやマッドハッターなどのキャラクタのカードを場札、もしくは山札から補充して
規定枚数以上になれば手札から自分のお茶会シートに出席させることができる、キュートな「チケット・トゥ・ライド」をアレンジしたようなゲーム。
ボーナスカードのシステムや、自分のお茶会シートに増えてゆく出席者のビジュアル、そして何より羽海野チカ風のキャラクタカードがキュート。
テーマもシステムもしっかり機能しててなかなかいいゲームだった。 ほしいなー。ちくしょうめー。


お次は自分が購入した「小早川」をプレイ。 ルールはシンプルなのでサクッとインストしてプレイ開始。 これのインストってインスト自体の練習にもなるなーと、なんとなく思った。

やっぱりシンプルなルールにきっちりと駆け引きと盛り上がりが組み込まれてて、かなり楽しめた。
また、ノリのいいメンバーでプレイできたので、小早川のカードで一喜一憂。「小早川さん、パネェ!」「小早川さん激しい!」「小早川さん@がんばらない!」と、小早川推し。
だんだん「小早川」を口にするのが楽しくなる。「小早川」シュプレヒコールが巻き起こりました。 ……それは嘘です。
自分らがプレイした後も、なんどか別の卓でプレイしてもらってて、評判よかった。 よかった……東京行って買ってきてよかった……。


お次はオススメされた「Kill the overlord」をプレイさせてもらう。 邦題わかんない。

プレイヤーはそれぞれ、きっちりと階級分けされた役職を振り分けられ、まずはそれぞれの役職の給金をもらう。 そして、領主が今回の処刑ターゲットを指名。
指名されたプレイヤーは、手札を使ってのそのターゲットを他プレイヤーに押し付ける。 もちろん、領主を含め。それを繰り返し、領主が処刑されるか、領主だけが生き残るかまで繰り返す。
領主が処刑された時点で、生き残ったプレイヤーから階級が上がり、殺された領主は最下層の役職に転落。 そしてまた、給金フェイズに……。
これを繰り返し、給金フェイズ直後に領主になりあがったプレイヤーが規定数のお金をもっているか、もしくは処刑フェイズに領主だけが生き残れば、その時の領主が勝者になる……という、デンジャラスゲーム。


最初の役職はどうやって決めようか? となった時に、とある参加者がこういう時の為に用意していた「すーぱーそに子」のトレカで作った番号札で役職決め。
最初の役職が領主の次に強い役職だったために、真っ先に処刑されたりと切ないプレイ開始にめげずに、こそこそとお金を貯め込んでいたら、あと1ラウンドで勝つる……!
ってところでその目論見がばれてしまい、集中砲火を浴びる。
さらに、その時点で生き残ってる4人中、もう一度領主になれば給金フェイズで勝利できる規定金額に達するプレイヤーが3人…………という時点で、だされた手札の効果が
「生き残ったプレイヤー同士でそれぞれの役職カードをランダムで引き、そこから給金フェイズが始まる」という、超展開。
そして、再度登場する「すーぱーそに子」トレカ。 生き残ったプレイヤーがランダムで引き、それぞれのそに子のカードをオープンして…………
見事領主に該当する「そに子」を引き当てたプレイヤーが勝利しやがりました。 なにこれ、なんか、違うゲームになってるよ!! そに子ゲーだよ!!
おっぱい。


そして、先日、うちに遊びに来てもらった方にビビットに反応してもらた「人狼外伝」を、人狼ゲーム好きな方々とプレイ開始。

ガチ人狼に参加してちょっとトラウマ気味なきらいのある自分が、和風テーマと、その独特なシステムに興味を引かれて購入してみた「人狼外伝」
「人間」の村のなかに「鬼」が二人紛れ込んでいる。昼間にその「鬼」だと思うプレイヤーを投票で吊るして、『霊界』に送る……ここまではよくある人狼ゲーム。
そして、このゲームは夜になると、「人間」や「鬼」の境なく、「死んだプレイヤー同士」が、『現世』の「生き残ってるプレイヤー」を投票して「呪い殺す」と、言うシステムに。
これのおかげで、死んでもトークできるし、様々な役職によって『現世』や『霊会』で、それぞれのスキルを発揮できるので、ガチでもパーティのりでも楽しめる……たぶん。


特徴的な役職としては、現世に投票で殺されない「長老」や、逆に霊界から呪い殺されない「子供」
生きながらにして霊界のトークに参加できる「祈祷師」や、死んでる状態で始まり、好きなタイミングで現世に蘇られる「即身仏」や、
現世の投票でor霊界の投票で2票分の発言権をもつ「探偵」と「闇狩師」、現世でor霊界で、死者を蘇らせられる「召還士」と「呪術師」など……。
それぞれの公開された役職から、霊界に送られたり、現世に蘇ったり……。 一筋縄ではいかないが、けしてセオリーに縛られない、悩ましくも、愉快な展開に。


今回のプレイでは、霊界のトークは席をはずしてお外で打ち合わせることに。 これが、会場がガラス張りの施設なので、声は聞こえずとも姿が見える面白ビジュアルに。
一応、夜のあいだは生存者たちは話してはいけないのだけれども、益体もない会話をつらつらと話してるうちに
「呪い殺されるパートでは、生きてるやつらはみな顔を伏せてて、呪い殺されるやつが肩を叩いてもらうようにしてもらおうぜ」という展開に。
そして、最初の霊界トークが終わり、死者たちが入ってきた際に皆で顔を伏せ「呪い殺されるやつが肩を叩かれるってことでー!」と言いながら自分も目を閉じ、顔を伏せる。
…………ちなみに、最初の現世トークで、何の能力ももたない「一般人」という役職を振り分けられていた人物があやうく吊られそうになりました。たぶん、最初に呪い殺される危険性もあるんじゃないかなーと。
自分です。 肩、叩かれました。 前もって現世メンバーで打ち合わせていた通り「う、うぐおォォォォ!!」と、断末魔の悲鳴を上げる自分。 そして、死者の仲間入りに。
現世パートでは、死者はしゃべることはできないけれど、会話を傍聴することは可能。 あと、ジェスチャーもあり。
これが結構愉快で、死人たちが思い思いのあやしい奴を指さすという滑稽なビジュアルに。「何か見える!霊的な何かが見えるよ!!」と、生存者たちがノリノリで。
さっきの小早川もそうだけど、こういうゲームはノリノリでプレイすると超盛りあがる。 死者たちの空席の椅子が、なんか、こう、「ぼくらの」感があってヤバい。
ハードゲーマーや、コア人狼プレイヤーのガチプレイと、パーティプレイヤーとが一体となって盛り上がってる珍しい展開に。
霊界パートで他の参加者がお土産のミニ団子を差し入れてくれた時に「おそなえだー!」とパクついていたのを生存者がガラス越しに見て羨ましがってたシーンが一番ウケた。


結果的には鬼チームが生存者の半数を占めて勝利したのだけれども、全体的にかなり楽しめた感じだった。 これだったらまたやりたいなー!
直後に「レジスタンス:アヴァロン日本語版」の卓が立てられていたけれど、それはちょっと辞退させてもらった。 まだちょっと、トラウマが癒えない……。


今度は、名前はよく聞く「ペアペア連想ゲーム 完全日本語版」をプレイさせてもらう。

各プレイヤーに、同じお題の組み合わせが二組。それをかく乱する偽のカードが混じったお題カードを、人数分シャッフルして配布。
お題カードを配られたプレイヤーはそれから連想される単語を、かく乱カードを配られたプレイヤーはそれっぽい単語を……。
各プレイヤーが1単語を宣言した後、それぞれがどの組み合わせでペアなのかを予想。 もう一度、単語の宣言と予想を行って、成否判定。
自分を含むペアは、お互いに当てられたらお互いに高得点。 自分を含まないペアを当てられたらそのプレイヤーから得点奪取。かく乱カードのプレイヤーは自分の名前を書いたプレイヤーから得点を奪取。
お題カードを配られたプレイヤーは、ペア同士にわかるように、しかし他プレイヤーからはバレないように。かく乱カードを配られたカードは、それぽい単語を書くように……という駆け引きがアツい。
いかにもなパーティゲームなのに、プレイメンバーがガチゲーマーすぎてお題からの単語に悩む悩む。 なんか違うゲームになってるよ!!
あまつさえ、終盤、自分の得点が高いために、お互いのペアが分かっているにもかかわらず当ててくれないという展開に!え、これ、パーティゲームでしょ!! まァ、それはそれで楽しかったけれども!!
結構無茶なお題とかあったり、かく乱カード配られたのに初手番だったりと、悩ましい展開もあっておもしろかった。


とある、やりたいゲームが立つまでにさくっとできそうなゲームを紹介してもらう。

Safranito

Safranito


市場に出ている香辛料を、10から60のコインを卓外から投げ入れて、購入、売却して、指定されたレシピを、先に3枚完成させたプレイヤーの勝ち。
4つのアクションスペースと、9つの香辛料スペースに巧く投げ入れられるか。また、他プレイヤーの投げ入れたコインをどうするかがなかなかアツい、アクションゲーム。
いい感じに自分のペースにゲームが展開してる中、隣の卓で自分がやりたいゲームが立ち始めて超焦る。 しかし、こっちの卓はこっちで、そんな、さっさと勝ち逃げさせくれない展開に。
ヤバいヤバい!! こっちはこっちで超面白くて勝ち逃げたいのに、一筋縄で勝たせてくれないうちに時間が過ぎてて、隣の卓に迷惑かけちゃうゥゥゥ!!!
まァ、最終的に勝てた上に「片付けはこっちでやってるから、そっちに行っていいよー」とのありがたいお気づかい。ありがとう!!ありがとう!!!でも勝ったよわーい。


そんな展開で、プレイしたかったのがまたゲームマーケットで販売していて、うかうかしてて購入できなかった「ヒロインズロワイアル

プレイヤーはそれぞれ様々なパラメタが配分されたヒロインとなって、ゲームマスターである主人公との高感度を高めて結ばれるのが勝利条件。
昼間のパートで各プレイヤーごとにイベントが発生し、それに準ずるパラメタによってダイス判定が行われ、高感度が上昇するのだけれど……。
夜になると、各ヒロインの、裏の顔であるネガティブヒロインによる妨害工作で、ヒロインたちのパラメタが変化していく。
さらに、妨害工作の結果を見て、早朝パートにて、それぞれのヒロインへの「裏の顔告発」にチャレンジできることに。
裏の顔告発に成功すれば大幅な好感度の格差が。ただし、失敗すれば自分の好感度が………。 と、言う、正体隠匿ときメモ系シミュレーションゲー。


初プレイでは、各プレイヤーがネガティブヒロインの特殊能力の使い方がよく分かってなく、無駄打ちしたり、逆にもろバレする羽目に。
ある程度、誰がどのネガティブヒロインか予想ができるという、展開に、なかなかゲーム的な面白さが分かってきて、アツい展開に。
早朝の告発パートに「あの幼馴染は……実は……中学時代にここら一体をシメていたヤンキーだった!!」みたいなノリに。たのしい。
さすがに1回目はちょっとインスト気味なプレイだったので、もう一回やろうということに。
他のプレイヤーにもお付き合いいただいて再度プレイ。 これまたポジティブヒロインとネガティブヒロインを選択してプレイ開始。
さすがに2度目だけあって、みなフェイントやしゃがみ、特殊能力を使ったりミスリードしたり。ちょっとGMに不手際があったりもしたけれど、まァしゃーない。
最終的に自分のチョンボで自爆する結末に。 とはいえ、やっぱり面白かった……!! ゲムマで買いたかったなァ、これ!!



最後に、自分が持ってきた「PALA」をプレイ。

最近プレイしていなかったので、自分のインストが拙くてちゃんとプレイできなかったけれども
トリックテイキングの中で、「色を混ぜ合わせる」というアクションの面白さに皆が乗り気だったのが嬉しかった。
まァ、結果的お流れな感じになっていたけれども……。




なんだかんだで夜中まで遊んでたった。 今回もどうもありがとうございましたー。




帰りはクルマ好きの知人に運転してもらおうと思っていたけれど、まァ、あ遊び疲れたということで、半分まで自分が運転。
途中のコンビニで運転交代して、自分はコンビニで買ったビールを飲みながら後部座席で寝てました。


わーい。今日もありがとうございましたっと。