「「寒灯・腐泥の果実」読了。

昨日の電車の中で読了。 久しぶりの貫多。

寒灯・腐泥の果実 (新潮文庫)

寒灯・腐泥の果実 (新潮文庫)

相変わらずの下劣で外道な立ち振る舞いにシャッポを脱がざるを得ない。 「肩先に〜」の〆とかあまりにも酷くて愕然とする。そして笑う。
後者の表題作にて、小説家になってからの最近よりのエピソードから、私小説家としてのスタンスが垣間見えたのが興味深い。
でもやっぱ〆は酷い。 それでこそ貫多やで。


一番のツボは「生意気云うな、穴女郎めが。こんなものは半ば義務だ」でした。