「アメリカン・ハッスル」鑑賞。

アカデミー賞候補が目白押しな昨今。 キャナルの映画が1000円になる金曜日と言うことで、こちらを鑑賞。

野心に駆られたFBIに「協力」を持ちかけられた詐欺師が、汚職政治家とマフィア相手に大規模な詐欺を仕掛ける……。


いやもう、本編を彩る、デューク・エリントンから70'sポップミュージックまでの劇伴の数々が素晴らしい!!
また、音楽もさることながら、70'sの抜群にお洒落なファッションやインテリアのセンスの良さ! イカす!!


そして、仕事と色恋沙汰はまぜるな危険と言う教訓だった。ちがうか。
先日「ビフォア・ミッドナイト」を見たばかりだから、また息子を巡っての妻と愛人の話か!!と頭を抱えた。 父親って大変。
ぼんくら独身クソ野郎には実感のわかない感情なだけに、物語の制約として際立っちゃってヤキモキでした。
っていうか、あの妻がさ……!! なんなんあいつ!!! とかいいながら、顔のアップだと妻と愛人の区別がつかなかったりして洋画ってムツカシイ。


よくある「バレるかバレないか」サスペンスの変則系の「誰が騙して、誰が騙されてるのか」と言うサスペンスとして抜群に面白かった。
市長との苦味の残る関係がなんとも言えないなー。あの結末はしばらく忘れられない。


いやー、いい映画だったわ。