「ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う!」鑑賞。

エドガー・ライト組最新作。 ビールを飲んで世界を救おう。

そう言う映画じゃァない。


高校時代にキングだった(っていうか名前がキング)アラフォーが、当時の仲間を集めて地元に帰って飲みまくろうぜと、成長し損ねた終わらない青春にケリをつけようとする。
イケイケのナインティーズに乗せて、スピーディに語られる高校時代のアッパー感からはじまるノリノリの展開は、ビール飲みながら見てたら最高に楽しい。
要所要所に不満を残しつつのパブクロールが、ワンシーンで一転してまったく別の展開を繰り広げる!!
そして加速するエドガー・ライトのジャンル愛展開。 光るたびに吹きだしてた。
クライマックス前がグダグダしてる感があったけれど、まァメインがみんな酔ってるからさもありなんか。
オチのつけどころに度肝を抜かれたけれども、ジャンルを考えた上でシナリオを咀嚼してみるとそれもありなのか、と。
まァ、アーサー王伝説とかまったく気付かなかったけどな!