「偽善のすすめ」読了。
パオロ・マッツァリーノのいくつかある主張の一つ。偽善についての倫理学。
偽善のすすめ: 10代からの倫理学講座 (14歳の世渡り術)
- 作者: パオロ・マッツァリーノ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2014/02/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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行為が伴わない「善意」に意味はなく、たとえ偽善的な打算で働いたとしても「誰かを助けるという行為」は、その誰かを救う。
また、正義を名乗り、身勝手にそれを押しつけるよりも、自分の悪を見つめ直し、受け入れる方が尊く、難しい。
そのうえで、自分にできる範囲の「偽善」を無理なく続けることができれば、世の中、ちょっとは良くなるんじゃないかな?
そんな、14歳への啓蒙本だった。 届け、14歳に!