博多ゲームクラブ 五月号。

先日購入したゲームを手に博多ゲームクラブへ。

今月のサブタイトル。


それはともかく、まずは今話題の「キャメル・アップ (Camel Up)」からプレイさせてもらう。

5頭のラクダのレースを、手番が回ってくるたびに、ラクダを移動させるか、一着か最下位をベットするか等を行う。
中央に置かれたピラミッドの中に、それぞれのラクダに対応したダイスがひとつづつ入っていて、さかさまにしてレバーを押せばダイスがひとつづつ出てくる。
このギミックがファニーで楽しい。 3人でプレイしたので、プレイ感はあっさり目だったけれど、人数多いとまた盛り上がりそうだなー。 再度やりたい。


お次は自分が持ってきた「魔法にかかったみたい (Wie verhext!) カードゲーム」が気になるという参加者がいたので、さっそくプレイしてみる。

なるべく他のプレイヤーとプレイするカードがかぶらないように、もしくはかぶらせて横取りにかけるか、相乗りするかの読み合いがアツいカードゲーム。
オオカミの血、蛇の皮、草の汁の組み合わせで作りだす魔法の薬が勝利点に。 とりあえず血と精液と青汁と呼んでました。 ここらへんからふいんきがやばい。


そして、今回のメインゲーム「おっぱい、おしり、サンシャイン」を取りだして、おもむろにプレイ。

ホットなビーチでアツいパーティを過ごすために、サングリア(ワインのジュース割り)を用意して、パーティピーポーをかき集めろ!というカードゲーム。
5色の、おっぱい、おしり、サンシャイン(ちんこ)と、あと椅子(なぜ…)のカードを、できるだけ場に並べてパーリィを盛り上げるのが目的。
自分の手番になると、まず手札を引き、そこから山札や場札からカードを補充・交換したり、他プレイヤーのサングリアを奪ったりできる。
タイトルとテーマに反して、システム的には良く出来てると思うゲーム。
ただし、このゲームのパーリィ感を牛耳る無意味なルール「おっぱいアラーム」とは、いくつかあるタイミングで手札を捨てる際に
「おっぱい」のカードが捨てられたら、一目散に「おっぱい!!」と叫ばなければならない。 「おっぱい!」
なまじメインのゲームシステムがガチなだけに、中盤ぐらいから場を眺めて戦略を練っていると、ぬるっと捨てられる「おっぱい」カード。
いっせいに発せられる「おっぱい」コールに、慌てて追従するオンリーロンリー「おっぱい」シャウト。 恥辱のキワミ。


予想以上にまともで、そしてバカバカしいゲームだった。 今年の夏はコレで決まりだね!!


さて、知能指数がガン下がりしたので、今回の企画「トリックテイキング塾」に参加する。まずは名前だけ知っていた「ボトルインプ (Bottle Imp)」からプレイさせてもらう。

基本のトリックテイキングのルールから、「瓶の悪魔」を使えばトリックテイクできるけれど、最後にそれを手にしていたら一気にペナルティになるという変則トリテ。
カードの構成表サマリーが配られるために、複雑なバランス調整も一目瞭然で楽しめる。これは繰り返しプレイしたいなー。
お次は天九牌による「チャイニーズ・ハーツ」をプレイ。 話には聞いていたけれど、これが天九牌か。

ルールはシンプルなのだけれども、牌の構成がわからないので、勝負するタイミングがまったくわかんなくて匙を投げた。これ、麻雀と同じニオイがする。苦手。
次は「ダビデゴリアテ」をプレイ。

基本のトリックテイキングを行った後、一番小さな数字のカードを出したプレイヤーは、一番大きな数字を一枚もらえる。
そして、自分がとったカードは、1色につき2枚までは、その数字が得点になる。 3枚目からは枚数が得点に。
これによって、欲しいカード、取りたくないカードのジレンマと読み合いが発生する。
これは負けて悔しいゲームだった。 またやりたいなー。



トリテ塾で頭を使ったので、最後にバカゲーをプレイする。

おフランスのカクテルゲームから出てる「カンパイ!」 ちなみにフランス語では「CINCIN」だそうです。チンチン!!
正直、自分が「おっぱい、おしり、サンシャイン」を持ってくることを見越してのセレクトとしか思えない。
ゲーム内容は、それぞれのプレイヤーが様々な国の「カンパイ」を担当し、山札からめくられるカードの、国別のカンパイセリフとジェスチャーを正しく行えば得点という、アクションゲーム。
カンパイ!や、チアーズ、プロージットあたりはともかく、なんかロシア語のがえらい長ったらしかった。
あとチンチン。


そんなこんなで堪能した後、今日のもう一つのイベントに向かうために、めずらしく途中退場する。