「スーサイド・スクワッド」「映画 聲の形」鑑賞。


DCアメコミ映画シリーズ。ハーレイ・クインを筆頭としたDCのヴィラン達を特務部隊として結成し、悪にぶつける異色ヒーロー映画。
ダークナイトもマンオブスティールも、もちろんバッドマンvスーパーマンも見てないけれど、新しいジョーカーと、キュートなハーレイ・クインにつられて鑑賞。
ビール3本ぐらい飲みながら見たらとっても楽しめました。 話なんてあってないようなものだった。
豪華声優陣だったので3D吹替えで鑑賞。 子安武人のジョーカーは最高だった。 あってるあってる。
エンチャントレスが沢城みゆきだったんだけど、いやー全然気づかなかったよ。 なんかしゃべってたっけ。
3Dは、全体的に画面が暗かったのでちょっと向いてないかもIMAX3Dだったらよかったのかもしれないけれど、そこまで金出すような作品でもないかな……。



マガジンにて読み切りが物議をかもし、連載で全7巻が刊行された話題作が京アニで劇場アニメ化。 しかも大好きなたまこラブストーリー山田尚子監督だ!
小学校時代に転入してきた難聴の少女をいじめたことがきっかけで自身の立場を持ち崩した少年が、自らの行いを悔いたまま、高校生活でその少女と再会する……。
この小学校時代に難聴者をいじめてるって下りが結構センシティブで、これをテレビシリーズで放映すると大きな誤読が流布されるから単作の劇場版にしたのかな。
アバンからオープニングを経ての小学校時代の編集は秀逸で、時系列のジャンプカットとかはさすがたまこシリーズの山田監督か。
小学生たちのノリと、高校生たちの空気と、それら思春期の残酷さの描き方は戯画化の度合いってのもあるけれど「桐島、部活やめるってよ」に勝るとも劣らない。
いやー、いま大人でほんと良かった。 気に入らないコミニュティから離れられる立場で。 ……まァ、家業継いでるから離れられないコミュニティもあるけれど、おおむね良好です。
「実らない恋愛少女」甘酢が好きなので、植野が切なくて切なくて。 幸せになァれ。


うまく編集してあるとはいえ、いかんせんやっぱ全7巻を2時間でまとめてるから、ちょっと詰め込み過多なきらいがなくもないか。
とはいえ3回ぐらい泣きました。 ちょろい。 円盤は買わないかな。