どんびえこうじん

  • そんな欲望ストレートな世知辛い夢はともかく寝る前に読んでたコミックれびゅー。

てけてけマイハート 6 (バンブー・コミックス)

中学生によく間違えられるちんまい主人公(今巻で30になりました)のぞみと中学校教師のしげるのほのぼのラブコメ
設定だけ聞くと結構萌えまんがだなァ。 まァ竹本泉なんで関係なくうじゃうじゃやってるんですが。
30歳になってショックを受ける回で24歳になったときもショックを受けたってエピソードで、そういえば以前に友人と3人で食事してたときに23歳になってショックを受けたとか何とかって話をしていたけれども、アテクシまったくピンときませんでした。いつか来るのだろうか。どうかなー。
殊能タンの日記で

新年会で会った同い年同じく独身の友人が、 「最近は親に『早く結婚しろ』ではなく『そろそろ老後のことを考えろ』と言われる」 とぼやいていた。

って言うのがあったけど、そんな感じになりそうな予感。
C.M.B.森羅博物館の事件目録(5) (講談社コミックス月刊マガジン)

  • しっかし、この作者は毎回毎回博識だなァ。 知らんわい、グーテンベルク聖書なんて。

そして、新キャラゴスロリ少女。属性はアレだけど、この人が描くと媚びになれないならない。
回答編パートで首謀者シルエットになってるけど、登場人物少ないからバレバレだよ。まァ演出演出。
「森の精霊」で思ったんだけど、ボルネオに主人公が行ったあとヒロインポジションの子がボルネオに来るってトコで女の子がアグレッシブっつーか無能じゃないっつーか。展開に無理があるのか?違和感はあるけど不都合ではないよな。なんだろうこのよくわからない感じ。自分が設定を忘れてるのか。まだよく考えがまとまらない。ボチボチ考えてみよう。
「盗品だったらどうすんのさ」や「僕が見つけて/僕が作ったんだ」のシーンの構図がステキ。
特に前者はなんか象徴的な意図がありそうなんだけど…、まァコレもボチボチ妄想してみる。
預言者ピッピ (1)

  • いろんなトコで絶賛されてたので購読。 オモシロス。

スーパーコンピュータで世界のあらゆる事象を分析し、未来を予測できる事の出来るロボットピッピ。
地震の予知のために作られたロボットがある出来事をきっかけに世界を揺るがす事になる…。
昔、渡辺浩弐の短編で逆のハナシがあったなァ。あらゆる事象を分析して全ての出来事の原因が連なっていると言うハナシ。
行き着く先が過去か未来かの違いなんですが世界の全てを知りたいってのは誰もが持つ感情だよねーみたいな。
でも「見えないからこそ信じられる」ってのもあるわけで、知りたい、でも知りたくない。
思春期のオンナノコか。 とりあえず、続きが楽しみな良作です。 だれにともなくオススメ。

米光一成サンのWEB雑誌フイナム連載の「本を自分のものにするフセン読書術」を実行中。
見直してみて最初に張った附箋部分を抜き出してみる。

米光 え、シナプスじゃないの?え、待って待って!そもそも海馬って何?
麻野 ええっ!そこに戻るの? (中略)
麻野 ええとねランヴィエ絞輪ってのがあって。
米光 なに?どんびえこうじん?

………何をチェックしとんねん。 オレ。 いや、大爆笑したんですが。
しかし、ベストセラー本ゲーム化会議シリーズもそうなんですが、この三人楽しそうだよなァ。
まず、同時期に読んだ1冊の本を3人で語れるのが羨ましい。
ああ、オレも舞城とか殊能作品で…いや、漫画でもゲームでもいいからリアルタイムで消化した作品の鼎談なり座談会なりやってみたーい。