「キサラギ」鑑賞。

  • 雨の降り具合が微妙だったので父親に田んぼ鋤きを押し付けて散髪&映画見てきました。

金曜19時で会員1000円かつポイント2倍だったので客が多い多い。主演もユースケ・サンタマリアドランクドラゴンの塚地などメジャどころだからってのもあるだろう。基本的に騒がしい客は大嫌いなんだけど、邦画コメディなのでソコは割り切って見ました。実際客の笑い声がいい演出になったし。
あらすじは、マイナアイドル如月ミキの自殺から1年後にコアなファンサイトのメンバー5名が追悼会としてオフ会を開き、彼女への思い出話で盛り上がろうとする。基本的にその部屋のみのワンシチュエーション・ムービーで、個人的な記憶としては「ショコキ! [DVD]」とか「スペーストラベラーズ [DVD]」「約三十の嘘」とか近いかも。……って言うか、俺が見る邦画ってだいたいコレじゃん。マイナなの?ワンシチュエーションモノって。
序盤は5名それぞれのアイドルオタクのキャラ立ちを見せる感じで掴みとしてばっちり。「喪服じゃないと盛り上がれないんです!」は名台詞。そしてある人物が「如月ミキが自殺ではないとしたら?」と言い出し、推理を披露し、それを別のキャラが事実で潰し、その事実からまた推理が生まれ、次々と謎と真相が表れては消えてゆく…。この謎を提示しては惜しげもなく明かし次のステップにテンポよく進むのはかなり面白い。程よい伏線で自分が推理している気分になれる。けっこうな良作でした。レンタルでもいいので是非みてみてくだちぃ。