コミックレビューいち。

  • 今回も量が多いので一部だけさっさとレビュー。まずまんだらけで買った中古コミック。
彼女達のエクス・デイ 1 (プリンセスコミックス)、[asin
4253192661:title]:「放課後保健室」ではまった水城せとなの中篇コミック。彼氏を寝取られ、怪我で部活もやめ、居場所を失い不安定な少女が、たまたま入ったチャットルームで「学校なんてなくなっちゃえばいい」ともらすと、「じゃあ、消しちゃおうか」と持ちかけられる。そして集まる4人の男女。それぞれがみな多かれ少なかれ生きていくことが辛くて独りで生きていけない。だから彼らは「学校爆破」を支えにセカイに立ち向かう…みたいな。ポラリスかあいい。あと、2巻に短編が一つ収録。擬人化した牛と親友になった少年が、牛の臓物が特効薬になる致死性の病にかかる話。うーん…やおい藤子不二雄系SFを融合させた感じ。やおいッつうか高河ゆん?…ただ獣耳なだけか。
はたらきもの (ミッシィコミックス)
魔法使いと、ロケット乗りと、ダイバーのオンナノコが働く話。いつもどーり変な竹本泉のおはなし。もう、ホントこの作者そろえるのが難しい。何が難しいかって、出版社や版型変えての再販が多いから、微妙に手に入りやすかったり、そろえようとすると難しかったりと、もう、どっかが全集出してくれよ。重版アリで。……でもまァ実際やられるとちょっと困るけど。もう、半分ぐらい集めてると思うから。……多分。
新装版 女の子は特別教
集めようと思っててガッツリ忘れてたタカハシマコ。たまたま見つけたので喜び勇んでゲット。後書きの自画像とかが羽海野チカっぽいような気がする。ソレはいいとして、これ、ナニに連載されてたのかな?元コアマガジン刊行ってコトはエロ雑誌?どれも面白かったけど、一番印象に残ったのは「I was born」、オトナっぽさにあこがれる少女が、夢の裏側の現実を垣間見てしまい泣き崩れるお話。なんのこっちゃ。えーと具体的に言うと身体検査で身につける下着が子供っぽいからと新しいのを買いに下着屋に行くと苦手なクラスメートが子供っぽい下着を大量に買っているところに遭遇する。彼女に似合わない安っぽい子供らしさを飾り立てるその下着、「こういうのが受けるらしいよ」と言う彼女に、「誰に?」と聞くことが出来なかった。彼女とおそろいの下着を買って帰った少女は、何か別のものも一緒に買ってしまった気がして、「汚くなんてない」と呟きながら泣いていた。

…あれ、途中で文体が変わったような。まァいいや。ひぐらしの祟殺しシナリオでもそうなったんですが、たまに性欲なんてなくなればいいのにとか思ったりしますが、よくよく考えるとそういう問題でないですね。あー生き辛い。