こみっくれびゅー。

先週購入したコミックのレビュー。エンターブレインの文コミ発刊は衝撃。

同級生 (EDGE COMIX)

同級生 (EDGE COMIX)

つい先日、少女漫画だして「こんなのも描けるのか」と感心しましたが、やっぱこの作者の絵のタッチはBL向きだよねー。みたいな。多粘性の汁っぽい絵を描くので、キスシーンが、舌を絡める絵がエロい!どうしたもんか。 あと、線の細いメガネキャラ萌え。
さよなら絶望先生(12) (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(12) (講談社コミックス)

アニメ絶賛放映中で大満足です。初っ端からメタネタの一見さま、百見さまネタ。揶揄と自虐を同じテーマで両立できる稀有な作家だこと。おとな扱いネタの三珠さんかわいい。
「パンを踏んだ娘は、地獄に落ちていった」がわかんない。………アンデルセン童話なのか。
Q.E.D.証明終了(29) (講談社コミックス月刊マガジン)

Q.E.D.証明終了(29) (講談社コミックス月刊マガジン)

もう、全く持って理解不能ですね。位相幾何学ですか。ナニソレ。でもそれが理解できなくても、ちゃんとドラマとして面白いのがすごい。エレファントは面白かった。
後半はDVDまでは分かった。って言うか、分かるよあの流れなら。証拠まではわかんなかったなァ。なるほどねー。 相変わらず良作。しかし、ネタ底なしだなァ、この作者。大丈夫なのか? 「飛蝗」は道路財団と環境問題提訴でしたね。関心があるんでしょうか。
「鉄の扉」は冒頭のモノローグが特にテーマとして深くは掘り下げてなかったなァ。まァページ数との兼ね合いもあるンかね。
「イン・ザ・市民プール」は絶対タイトルから思いついたに違いない。軽いコメディ・ミステリでした。「ザ・ターク」もザ・タークを使いたかっただけなんじゃないかと。
少年SF短編集 (1) (小学館コロコロ文庫)

少年SF短編集 (1) (小学館コロコロ文庫)

とあるひとつの短編を読むためだけに全2巻購入。まァ面白いし。 「未来ドロボウ」はいいSF。「夏への扉」みたいに読後感がよくてスッキリする。
逆に「四畳半SL紀行」が怖かった。あと「宇宙船製造法」って、全然違うけども萩尾望都の「憎まれ屋」を思い出したなァ……あ、アレも藤子不二雄だよ。
萩尾望都は「11人いる!」か。
少年SF短編集 (2) (小学館コロコロ文庫)

少年SF短編集 (2) (小学館コロコロ文庫)

そして、読みたかったのはコレに収録の「流血鬼」リチャード・マシスンの「地球最後の男」をベースにした物語なんだけど、作中に「リチャード・マシスン博士」って単語が出てますね。そのまますぎる。 あと、「絶滅の島」は凶悪すぎる。オチが。
んで、両方読み終わって気付いたんですが、オレこの作品集、一度知り合いから借りてるわ。もっと早く気づけ俺。読んだはしから忘れてるなァ。最近この作家が気になりだした矢先に、文コミがレーベルごと新しくできて発刊とはナイスタイミング。
ただこの作品集自体はパチスロ雑誌収録作品や、つりの話と、ちょっと趣味のベクトルが合わない作品が多い…けど、作風は一緒なんで読み方を変えれば面白い。
って言うか、短編の「八百屋のブラジャー」と「爆裂ラーメン」のネタかぶってんじゃねーか。
さて、同時発刊のあすなひろし買って、来月もまた出るこの2人のを集めるかね。
って言うか、エンターブレインか…鈴木みその「オールナイトライブ」や「おとなのしくみ」が出ないかなァ。あれ、フルカラーだから無理か。ファミ通だし。
コミックビームで読みたいのってなんだろう…竹本泉は文コミ化はあまり好きじゃないらしいし…あ、桜玉吉羽生生純作品が欲しいかも。