「R.O.D OVAver.」鑑賞。


ッつーワケで、貸してもらったDVDその2。って言うか、本命。「ROD」のOVAバージョンでゴザイマス。一本30分、全三巻。
自分、原作読んだことないですが、いやー面白かった。読子サン萌え。
第一話の自分の未来を喚起させる恐ろしい本の山での起床シーン。本が崩れ、埃が舞う際に、窓から差し込む光にその埃がキラキラ光るいわゆるチンダル現象が再現されてて、これはすごい!と思いました。(中学時代に、ネーミングの面白さにずっと覚えてるチンダル現象。)
まァ、チンダル博士はどうでもいいとして、プロローグのハコ背負った怪人が放電かましてて「あの背負ってるハコ、エレキテルみたいだなァ」とか思ったら、ほんとにエレキテルで笑った。さらに怪人が平賀源内本人(?)であることに一本取られた。ナルホドねー。「イジンだ」って「偉人」のほうか。最初「異人」だと思ってたよ。
んで、まァ、アクションシーンがカッコいい。バッタのキチキチした動きとか細かいわ。
第二話では三蔵法師の棒術キメアクションでちょっと吹いた…ら、直後に火炎放射して爆笑した。ちょ、おまwww。海を割る奇跡って世界中にあるのかね?河だけど。
後半のみつあみは伏線だろうなァと思ったら、ソッコーでちぎられる…まァアレでしたけど。
最終話では潜入ミッション。ソッコーで捕らえられる。さすが30分、展開が速いぜ。んで、伏線回収。ファーブルの横でジョイスティック弄ってたのって誰だっけ?
エピローグでちょっとウルッときてしまった。若いぜ、自分。


見終わったあと、MG旧ザクの武器を作りながらオーディオコメンタリを聞く。なのでその画像が張っとります。スコープの中はシルバーメッキで塗装してるの。どうでもいいな。国内作品のコメンタリだとこれができる。洋画だとまた字幕で見なきゃいけないからなァ。ちょっと情熱が必要に。先日借りた「華氏451」はコメンタリに字幕付いてなくて投げました。いや、それもどうでもいいんだ。コメンターは原作者・倉田英之とアニメ監督・舛成浩二のお2人。
1、2話のコメンタリはなかなか面白かった。米国大統領がヘッポコに描かれてるから、ヨーロッパでは人気が出るんじゃないか、とか。ガンジス川の川底に何で遺跡があるんだとか(気にしてなかったよ、そういえばそうか) 神保町の再現率が異常とか。 結局最初に偉人を蘇らせたの誰なんだよとか(これは思った。って言うか、考えてねーのかよ!)
3話はコメンターの2人が作品に見入っててコメント少ねぇの。しかもこの巻だけ、ミュート状態でコメンタリ入れてるから、目を向けてないとどのシーンか分からない。つまりはコメンターが黙ってると無音状態になるんだよ。せめて喋ってない時は本編流せよ!と思いました。
いやー、面白かったですね。原作読もうかなァ…。高校の時、同級生がハマってたなァ。そして最終巻(第10巻?)がず〜っと出ないそうですね。それでてから買うかな?
もちろんというか、なんと言うか、テレビシリーズも借りました。全九巻。ゆっくり消化していきたいと思います。

R.O.D-READ OR DIE- 第1巻 [DVD]

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